りんごについて

【職歴2】公共団体で働いていたときの話。

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仕事振り返りシリーズの第2弾です。

新卒で入った保険会社を退職し、東京から関西に帰ってきました。

 

地元で最初に勤めたのは公共団体の事務職

ここでの仕事は基本的には庶務ですが、地元イベントの運営に携わったり、広報誌つくったり、結構いろんなことを経験できました。

毎日・毎月・毎年同じことをやっていた保険の事務とは違って変化があるし、社会人としてスキルアップしている実感がありました。

保険会社のときは外部の人と会うことはなく、ずっとオフィスに籠りっきりだったのに対し、ここでは来客対応や外回りもあって、人見知りの私にとっては大変な部分もあったけど、保険会社よりは合ってる気がしました。

ただ、大きな問題がありました・・・。

 

先輩に目をつけられ、きつく当たられる日々

2年目に入った頃です。

仕事の担当替えの関係で、とある女の先輩の下に付いて仕事をする機会が増えました。

私より4つ年上で、この職場では10年以上勤務されているベテランさんです。

元々、誰に対しても言い方がキツめの人ではありました。

私が1年目の頃も注意されたりということはあったのですが、一緒に仕事をするようになって、私の仕事の出来なさが目についたのでしょう。

その頻度は一気に多くなりました。

仕事の説明を受けて質問したら「何でそこ気になる~!?」とか、「もうちょっと分かってよ!!」とか。

私は自分の理解力のなさを責めました。

仕事で分からないことがあると、先輩に聞くしかないけど、イライラされるのが分かってるから怖くて聞くまでに時間がかかる。

注意されて、「しゅーん」と落ち込んでしまう私にも問題があるとは思うんです。

そういう態度が、余計に言わせてるんだろうなって。

明らかに理不尽なこと言ってるなぁと思っても、反論しちゃったら、今後の仕事がやりづらくなるし・・・。

言われるがまま、耐えるしかありませんでした。

感情のままに当たられるし、仕事も無茶ぶりされるし。

我慢の限界で、体調もおかしくなっていきました。

朝食が喉を通らなくなる。

朝、職場に近づくと吐き気がする。

体重も減っていきました。

 

ついに仕事を休んでしまう

そんな状態が2ヵ月くらい続いたある日。

その日はいつにも増して長時間こんこんと説教されました。

そして、私の中で何かがプツンと切れました。

「もう、ムリ・・・。」

次の日私は仕事を休みました。

今までの人生でズル休みなんてしたことありませんでした。

暗黒の高校時代さえ休まず頑張って通学したし、保険会社の時もどんなに仕事が嫌でも休まなかった。

正当な理由なく休むということは、私にとって大事件でありました。

もちろん上司には理由を聞かれたので、ごまかしたりするのが下手な私は正直に話しました。

どうやら今までもその先輩が原因で辞めた人が何人かいたようです。

上司に理解を頂いて1週間休ませてもらうことになりました。

 

たくさん味方がいたから乗り越えられた

本当はもう退職しようと思ってたんです。

でも、休み中に友達が励ましてくれたり、職場の仲良しの女の先輩が夜ご飯誘ってくれて話聞いてくれたり。

同期入社の男の人も心配してメールくれたり。

私もこのまま逃げるように辞めるのは嫌だなと思って、何とか踏みとどまりました。

1週間ぶりに出勤するのは、かなり怖かったけど・・・。

例の先輩は、私が休んでいた理由ははっきりとは知らないけど、「休んでるの私のせいかなー?」と気にはしてたみたいです。

私が休んでから、私への態度も多少やわらかくなったような気もしましたが、相変わらず理不尽なことを言われたりはしました。

先輩を擁護するお局さんからは、嫌みっぽいことを言われたりもしましたが、同僚の多くは私の味方でいてくれました。

今までは先輩に何か言われたら「しゅん」となってたけど、徐々に心の中で反論できるようになりました(笑)

数ヵ月経って私もちょっとは強くなってきたかな・・・という頃、なんと例の先輩が寿退社することになったのです!!

その後はのびのびと仕事をすることができました。

 

でも、結局3年で辞めしまう

仕事自体にやりがいは感じていました。

でも、組織体制に問題がありました。

私は契約社員だったのでまだよかったのですが、正社員の人に対する仕事の振り方がひどくて。

サービス残業も日常茶飯事。

何十年も働いているベテランさんが不満を持ってどんどん辞めていくし、私はここに何年も勤められない!って思いました。

正社員にならないか?という声もかけてもらっていたのですが、怖くなって逃げてしまったのでした・・・。