先日大学時代の友人から声をかけてもらい、4人でランチをしてきました。
サークルの同期です。
大学は東京ですが、関西出身で地元に戻ってきている子も数人いて、年に1~2回くらいの頻度で集まっています。
ただ、ここ2年程は集まりへの参加を控えていました。
というのも、私とはタイプが異なる人たちで、話題に付いていけず疎外感を感じてしまうからです。
そして、私は大勢の集まりが苦手です。
多く集まっても7人くらいなのですが・・・。
会話のテンポに付いていけないし、自分のことを話すのが苦手だし、面白いことも言えません。
質問されたら答えるけど、みんなの目が一斉に自分に向けられるのが怖いので、一問一答みたいになってしまって、会話を広げられません。
みんなの会話をただ聞いているだけの存在です。
はっきり言って、私なんかいてもいなくても一緒なのです。
むしろ、ほとんど喋らないので雰囲気を盛り下げてしまっているのではないかと思います。
同期のみんなは明るく面白いし、優しい良い人たちです。
優しいからこそ、ほとんど会話に入っていかない私のことも仲間として誘ってくれるんです。
私もみんなの近況を知りたいという気持ちから、最初の数年は集まりに毎回参加していました。
でも、参加する度に「あぁ、なんで私はこんなにも喋れないんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまい、そのうち都合が悪いと嘘を言って距離を取るようになりました。
そんな私がなぜ今回参加しようと思ったのかというと、いつもは一斉送信で誘いが来ていたのに、今回は個別に連絡が来たからです。
「〇〇ちゃんとランチするんだけど一緒にどう?」って。
私は「まぁ3人なら喋れるかな・・・」と思い、久しぶりに会いたい気持ちもあってOKしました。
そしたら前日にお店や集合に関しての連絡が来たとき、参加者が5人に増えてて「げっ」って思いました。正直・・・。
結果的には体調不良で1人減って、4人で集まることになりましたが。
それでも終始、私はほとんど喋ることができませんでした。
みんなの話に「へぇ~」「そうなんや~」と相槌を打つのに必死。
大した返しも出来ません。
言葉が浮かんでこないのです。
どうして世の中の人々は口からあんなに言葉がポンポン出てくるのでしょうか。
そして、相手が話したことに対してうまく言葉を返して、会話を広げていくことができるのでしょうか。
世界で唯一私だけがこんなに喋れないんじゃないかと思うくらい、劣等感でいっぱい。
こうして、また落ち込んだ気持ちを抱えながら帰路につくのでした・・・。