こんにちは。りんごです。
今日は、不安だらけの実家暮らし30代女が、一人暮らしを始めたら自己肯定感が上がったよっていう話をしたいと思います。
『実家を出たいけど、一人暮らしの勇気が出ない・・』という方の参考になればと思います。
実家を出る勇気がなかなか出なかった・・
私は大学進学のために東京へ行き、東京で就職しました。
しかし、仕事が辛くて辛くてやめてしまい、実家のある田舎に戻りました。
それが7年前。
田舎の暮らしは始めのうちは快適でしたが、やっぱり都会への憧れが消えませんでした。
うつ状態になり前職を辞めてしまった私は、新しい仕事を探すにあたり、実家を出るか否か、さんざん悩みました・・。
田舎は仕事の数も種類も少なく、都会で働こうとすると、一人暮らしをせざるを得ません。
東京で暮らしていた経験があるとはいえ、一度出戻りして、再び実家を出るハードルの高さといったら・・。
新しい土地への不安。
生活費の不安。
電車通勤の不安。(人混みにすごく疲れるタイプ)
何より、仕事のトラウマが重なって働くこと自体がとても怖かったのです。
住環境も仕事も変わるとなると、当時、すべてに自信を失っていた私には無謀にも思えました。
初期費用に何十万もかけて引っ越しても、すぐ仕事辞めちゃうんじゃないかな??
それで実家に逆戻りしちゃったら、家具・家電がもったいない・・。
そんなことばかり、考えていました。
でも。
仕事で挫折が続いて自信を失って、「生き方を変えないといけない。」と本気で思いました。
新しい環境で、新しい人と出会いたい。何か変わるきっかけが欲しい。後悔したくない。
だから、なけなしの勇気を振り絞って、実家を出る決意をしました。
※当時の葛藤はこちらの記事に書いています。


一人暮らしをすると自己決定感が高まる
一人暮らしを始めて半年経ちますが、一人暮らしをする最大のメリットは、身の回りのことをすべて自分で決定できることだと思います。
それって、ぜんぶ自己責任で大変なんじゃ??と思うかもしれません。
たしかに、私も一人暮らしを始めた当初は、久しぶりの自炊、洗濯、食料の買い出しが、めちゃくちゃしんどかったです。
洗濯機回して、干すだけでもしんどかった。笑
でも、同時にわたしちゃんと生きてるなー!!っていう感覚もありました。
引っ越す直前まで、うつ状態で何もやる気が起きなかったから、余計にそう感じました。
実家にいたときは、家事や料理を全くと言っていいほどしなかったから、自分がどんどん堕落していっている気がしました。
じゃあ手伝いなよって感じなんですが・・汗
やっぱり依存しちゃう。
家事だけじゃなく、精神的にも依存してました。
母親が側にいると、つい泣き言を漏らしてしまっていたんですね。
それで、心配かけちゃったり。
このまま実家に居続けたらダメになる!
と危機感を感じていました。
そんな依存体質の私も、実家を出たことによって、主体的にならざるを得ませんでした。
今日は晩ごはん何作ろう?
にんじん、そろそろ使い切らないとな・・と、冷蔵庫の中を見ながらメニュー決めたり。
明日は天気悪そうだから、今日洗濯しておこう・・と、洗濯の段取りを考えたり。
小さなことかもしれませんが、実家暮らしだと親任せだったことも、一人暮らしをすることによって、主体的に自分で決める回数が増えていきました。
最初のうちは『やらなきゃ』という義務感だったかもしれません。
でも、そのうち慣れてくると、『このレシピ美味しそうだな。今度作ってみよう』と思ったり。
スーパーで珍しい食材を見つけて試しに買ってみよう、ってなったり。
自分の暮らしを、ちょっと良くしよう!
と、意欲がわいてきました。
すると、一人暮らしがどんどん楽しくなっていったのです!!
多くの心理学研究の結果からも、『私が決めた!』という人生を自分でコントロールできている感覚は幸福度と比例するそうです。
この、自分で決定できるという感覚を『自己決定感』と言うそうです。
私が一人暮らしを始めて自己肯定感が上がってきたように感じるのは、日々小さな決定を積み重ねて、自分で自分の生活を作り上げているからだったのでした。
いまは、あんなに一人暮らしを怖がっていたのが嘘のように、めちゃくちゃ快適です!!笑
一人暮らしをしたいけど、不安過ぎて実家から出ることができないという方に何かの参考になれば嬉しいです。
【2021.09.16追記】実家を出る決意をしたときの体験談
実家を出ることが怖くて仕方なかった私が、どんな風に葛藤し決意したのか・・・そんな体験談を書いています。

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