「自己否定してはいけない」と思い込んでいませんか
自己肯定感を高めると人生がうまくいく、と言われています。
だけど、自己肯定感を高めようとするあまり、自己否定はいけないものだと思っていませんか?
それだと、自己否定してしまったことに自己嫌悪するという、負のループにハマってしまうかもしれません・・・。
自己否定はしてもOK!
私は以前よりも自分を好きになってきたし、自己肯定感も上がってきたなと思っています。
でもそれは、「自己否定をしない」ということではないのです。
「自己肯定」の反対は「自己否定」だけど、自己否定はしてもいいと思っています。
こんな自分嫌いだなぁと思っているのに、無理に肯定しないといけないのはしんどいです。
「こうありたい」を目指せば、自己否定の質は変わっていく
自己否定しちゃうのは、「こうありたい自分」と「現実の自分」とのギャップを受け入れられないからだと思います。
自己否定って現実のダメな自分ばかりにフォーカスしてしまっているんですよね。
これだと「なんでいつもこうなの」「○○だからダメなんだ」という負の思考ループになってしまいがち。
負の思考ループに気付いたときは、「こうありたい自分って、どんなだろう?」と少し考えてみるとよいですよ。
言語化を試みることで、負の思考から少し距離ができます。
そして、「こうありたい」を目指していくのが大事だと思うんです。
自己否定はしてもいいので、まずは負の思考ループの自分に気付くこと。
そして「こうありたい」の方へ目を向けること。
慣れてくると、負の思考ループに気付くまでのスパンも短くなっていくので、負の思考にとらわれすぎなくなります。
たとえば、りんごも・・・
お恥ずかしい話、以前目の不自由な方が道で困っている様子だったのに、勇気がなくてスルーしてしまったことがあって・・・
自分のこと最悪だなって思いました。
「声をかけたら迷惑かな」なんて一瞬思ってしまって、身体が固まってしまったけど・・・。
いや、あの状況なら絶対声をかけるべきだった、と自己嫌悪に陥りました。
でも、ふと「自分はどうしたかった?」という心の声がして、「本当は助けたかった」という気持ちに気付けました。
「こうありたい」に気付けたら、「今度は声を掛けられるようにしよう!」と思えて、「目の不自由な人にはどんな風に声をかけたらいいか」と調べてみたり。
まだまだ私も「こんなところが嫌だな」とか、「未熟だなぁ・・・」と思うことはしょっちゅうです。
だけど、昔みたいに「自分なんかダメ人間だ」「死ねばいい」みたいな、そういう自己否定はなくなりました。
まとめ
「自己肯定感」という言葉が、もはや呪いになっている感じがありますね。
自己否定がダメって思っていると、永遠にループしてしまう恐れがあります。
私は「自己否定してもいい」と自分に許可を出したことで、自己否定しすぎることが少なくなりました。
参考になりましたら幸いです!
世の中にあふれる自己肯定感を上げる方法について、いくつか分析してみました。