無職は3度目です。
1度目の無職のときは、初めての退職だったし、まだ20代半ばだったので、次の仕事の心配はあまりしてませんでした。何とかなるだろうと。
「やっと自由だ~!!」っていう感じでしたね。
しかも、短期語学留学とかして楽しんでいます。
仕事が辛くてメンタル崩してた時期もあったけど、退職するって会社に伝えてからは「あと●ヵ月頑張れば解放される!!」という気持ちに支えられ、なんとか乗り切りました。
ちなみに、辞める人が続出していた時期だったので、人が減って辞められなくなるのは困ると思って、辞める9ヵ月前に部長には伝えておきました。
退職日当日は、デスク内のマニュアルとか資料を全部ポイポイ捨てていくのがなんとも快感でした(笑)
2度目と3度目の無職は突然やってきました。
どちらもメンタル崩してたので、1度目の無職の時のような解放感はありません。
むしろ、「この先の人生どうしていこう」という不安と絶望です。
仕事があるときは毎朝決まった時間に起きて、眠い体に鞭打ちながら急いで支度して、辛い通勤に耐えて、職場でもストレス感じて。
次の日の仕事を心配して、夜は早めにベッドへ。
その毎日の繰り返し。
会社勤めしているときは、
「このままベッドでずっと眠っていたい」
「好きな時に起きたい」
「働きたくない」
と思ってるんですが、いざ無職になるとお望み通り、朝も好きな時に起きて、働かないで気の赴くままに日々過ごしてるんですけど、全然満たされない自分がいます。
むしろ、将来への不安に襲われ病んできます。
働かないといけないのに、こわくて前に進めなくて。
1日、1日が無駄に過ぎて行って「あ~何してるんだろう自分」という罪悪感だけが残る。
家族は何も言わないんだけど、「何か役に立つことしなきゃ!」と勝手にプレッシャー感じて、掃除したり片づけたり料理したり。
ご近所の目が気になって、家の外に出るのも警戒しながらだったり。
そんなの気にする必要はないって頭では分かってるのに。
両親は就職を急かしたりしないけど、フリーのシステムエンジニアをしている妹には「早く仕事しなよ~」って言われて焦ったり。
「雇われずに仕事したい」って漏らしたら、「いきなり起業はやめときなよ。副業から始めて軌道に乗ってからの方がいいよ」とごもっともなことを言われ、「現実的に考えてそうだよなー」となり。
ネット見てたら、鬱寸前で退職して無職になって、そこから一念発起で起業して成功したっていう話を見かけたから、「よし私も!もう雇われる人生は終わりにしよう!」って決意してたのになぁ。
ゆらぐ、ゆらぐ(笑)
無職だと世間の目が冷たいっていうのももちろんあるけど、自分自身にとっても「働いている」というのは経済的な面だけでなく、精神的な安心感をもたらしてたんですよね。
精神的な崩壊を招いたのも仕事でしたけど・・・。
いずれは雇われない人生を目指したいけど、自分の武器が見つかるまでは、目の前の安心のために就職の道を選びます・・・。