自分で決めることが人生の幸福度に影響するといいます。
「自己決定感」は「自己肯定感」を上げる大事な要素のひとつでもあります。
私自身の経験からも、本当にそうだなと感じています。
でも、私は思いました。
だって、自分で決めて大後悔したことがあるから・・・。
語学留学して大後悔した話
私は26~27歳の頃、新卒で入った会社を退職した後、短期語学留学をしました。
すぐに就職するのはもったいない・・・!
何か若いうちにしか出来ないことはないかな?
と思っていたところ、留学経験のある当時大学生の弟が「留学でもしたら?」とアドバイスをくれました。
海外旅行じゃなくて現地で生活してみるのもいいな、と思いました。
フィリピンで2ヶ月語学学校に通い、その後カナダへ。
カナダでは語学学校に2ヶ月、ファームステイ(農場の住み込みボランティア)で1ヶ月、合間に旅行で1ヶ月という感じで4ヶ月滞在しました。
海外生活はそれなりに楽しかったです。
でも帰国後「英語しゃべれるようになった?」と友達に聞かれ、「いや、全然・・・」って答えると、「何しにいったの??」と返されて・・・。
留学したことを後悔してる自分がいました。
勇気を出して決意して、お金もいっぱい出して、それでも将来に繋がるような実りを得られなかったからです・・・。
自分で決めたのに、なぜ・・・?
勇気を出して行動したのに、大後悔・・・。
自分で自分を信じられなくなりました。
確かに自分で決定したことなのに・・・どうしてこんなことに??
自己決定感はすごく大事。ただし深掘りが必要・・・!
理由は今なら分かります。
私は別に英語を学びたい訳じゃなかったからです。
そう、手段を間違えていたんですね。
海外で生活するなら、語学留学以外にもワーキングホリデーという手段もありますよね。
バックパッカーで色んな場所を移動し、短期で滞在するという方法もあります。
どれも「若いうちにしかできないこと」だし、普通の海外旅行では味わえないものがあります。
だけど私はよく考えずに、語学留学を選んでしまったのでした。
英語を使って仕事をしたいとかでもなくて、英語を学ぶ目的は何もありませんでした。
英語という言語が好きとか・・・でもありません。
そんな感じなので語学学校もあんまり楽しくなかったです・・・。
英語レベルの低いクラスだったのもあって、授業内容はお遊びみたいな感じ。
英語をちゃんと勉強するなら、日本で英会話スクールに行った方がよっぽどいいです。
一方、ファームステイや旅行はとても有意義で楽しかったです。
ステイ先で野菜の収穫を手伝ったり、家畜のお世話をしたり。一緒に料理をつくったり。
ナイアガラの滝やオーロラを見たのもいい思い出。
語学学校に払った費用を旅行にまわせばよかった・・・
自分が本当は何がやりたいのか。もっと深掘りをするべきでした。
本音を選んで行動するのが大切
自分で決めることはすごく大事。
だけど、ただ決めるだけでは、違う方向に決めてしまう恐れがあります。汗
せっかく勇気を出して行動したことが失敗体験に・・・泣
一方で、私は田舎の実家を出るか散々迷って、一人暮らしを決意したときは、「自分で決めたんだ!」という大きな自信になりました。
本音を選ぶ、というところに意味があると思うんですよね。
自信をつけるには成功体験を積むと良いなんて言うけれど、「本音を選んだ自分」が成功だなぁと思っています。
本音を選んで自分を好きになれた体験談はこちら!↓
おまけ♪