こんにちは、りんごです!
私は「仕事ができないしメンタルが弱いから、もう死ぬしかない」と絶望していたところから、立ち直ることができました。
そのきっかけになった3つのキーワードがこちらです。
- HSP
- 内向型
- ネットビジネス
この記事では、「内向型」について書いていきます。
こちらの記事では、2021年9月30日~2023年11月11日の間、「3つ」ではなく「2つ」のキーワードとして「HSP」と「内向型」のシェアをしていました。
いろいろ葛藤があり、3つ目の「ネットビジネス」という言葉を外していたのですが、過去の自分の記録として執筆当初の内容に戻すことにしました。
(※2023年11月11日追記)
▼HSPについてはこちらに書きました。
内向型と外向型は脳の構造が違う
HSPと同様、私がメンタルどん底だった時に知ったのが「内向型」という概念です。
もし下記のような悩みを持っていたら、あなたも内向型かも。
- 即答が苦手
- 考えるのに時間がかかる
- 集中するまでに時間がかかる
- 疲れやすい
- マルチタスク(同時進行)が苦手
- 雑談が苦手
- 大人数の集まりが苦手
- うるさい場所が苦手
で、「私は何でこんなにダメダメなんだろう」と思ってたわけです・・。
でも、これらの欠点が生まれつきの脳の構造によるものだと言ったら、どうでしょう。
内向型の脳の特徴として
- 神経回路が長く、情報処理が複雑
- ドーパミン感受性が強い
- 副交感神経が優位
の3つがあります。
すなわち・・・
「神経回路が長く、情報処理が複雑」・・・即答が苦手
「ドーパミン感受性が強い」・・・刺激に弱く、うるさい場所が苦手。疲れやすい
こんな感じで、私が欠点だと思っていたところは脳の構造によって説明がついたのです!!
考えるのに時間がかかるのとか、正直「自分の脳みそ、どこかおかしいんじゃないか」って思ってたくらいです。苦笑
ちなみに、周りからはおっとりしているように見えるのは「副交感神経が優位」なことが関係しているそうです。
世の中は外向型向きに出来ているから生きづらい
この世の中は「外向型人間」に合わせてつくられている。
この事実を知れたことも、私の中では大きな収穫でした。
学校でも社会でも、外向的であることが求められます。
友だちと遊ばず教室で大人しく座っている子供は大人に心配される。
就職活動中、求める人材像でよく目にするのは、「コミュニケーション能力がある人」「明るく元気な人」といった外向的な人。
世の中は外向的であることが理想とされています。
だから、内向型人間も無理に外向的になろうとして疲れてしまうのです。
そして、生きづらさを感じてしまう・・。
自己啓発本やビジネス書も、外向型の人が書いたものが多いとのこと。
内向型の人間が外向型の方法を試してもうまくいかないのは当然だったのです。
内向型人間には内向型人間のやり方がある
私が内向型を知るきっかけとなったカミノユウキさんという方です。
内向型を強みにして活かそうと活動されています。
内向型の特徴を活かす生き方にシフトしたことによって、楽に生きられるようになったそうです。
内向型も外向型も、どちらがいいとか悪いとかはない。
内向型は直さなくていい。
内向型人間には内向型人間のやり方がある。
そう教えてくれました。
私は自分のことを「仕事が出来ない」とずっと思っていました。
でも、今までの職場は自分に合った環境じゃなかったり、やり方じゃなかったんだなって気付けました。
内向型の持つ特徴を知ることで対処できることも増えたし、必要以上に自分を責めることもしなくなりました。
例1:内向型は休むことでエネルギーが回復する
内向型の人が疲れやすいのは、メンタル的なエネルギーの消耗スピードが速いからです。
それは、自分にとって楽しい時間だったとしても、です。
体力がないというわけではないんです。
この特徴を知る前は、アクティブに動き回っている人を見ると羨ましく思っていました。
- 夜遅くに旅行から帰ってきて、次の日が仕事でも平気で出勤する友達
- 次の日も仕事なのに、朝方まで飲み屋さんをはしごしている友達
また内向型は、一人でいる時間にエネルギーが回復するという特徴もあります。
だから、内向型の人は休むことに罪悪感を感じる必要はなく、むしろ積極的に休むことが良いのです!
カミノさんによれば、「予定がないという予定」をつくっておくといいそうですよ。
例2:一対一の人間関係を大切にする
内向型は、
大人数は苦手だけど、一対一の関係は得意。
雑談は苦手だけど、本質的な会話は好き。
という特徴があります。
私は大学生のとき、無理をして大人数のサークルの飲み会に行ってました。
空気になるのを分かっていながら・・・。
一回でも飲み会を欠席したら、その間にみんながどんどん仲良くなって、置いていかれるのではないかと不安だったんです。
でも、飲み会に行ったからと言って、めちゃくちゃ仲が深まる! ということはあんまりなくて。
むしろ、会話に入っていけない自分に落ち込んだり、いつの間にか片隅に1人ぼっちになってしまって悲しかったり。
でも今になって思えば、私が長い付き合いを出来ている友達って、一対一の時間を多く持てた人たちでした。
大人数でワイワイみたいな関係の人はその時は楽しかったりするけど、物理的距離ができた途端、疎遠になってしまいました。
私にとって心地良い人間関係は、一対一の関係によってこそ作られたものだったのです。
内向型を知ったことで、自己理解が深まった
内向型の特徴は個人差はもちろんあります。
だけど、自分という人間を理解するのにすごく助けになりました。
「内向型は●●な特徴がある」と説明してもらえたことで、なんとなく感じていたことも、はっきりと自覚することができました。
そして内向型に限らず、自分の特徴を理解することで、生きやすい方法を選べるようになると思ったのでした。
私はHSPでもあり、内向型でもありますが、これらはあくまで自分の特性の一部分。
自分の中にたくさんある特性を一つ一つ知っていけば、それらを活かしながら自分らしく生きられるんだろうなぁと思います。
内向型プロデューサーのカミノユウキさんのブログ【内向型人間の教科書】はこちら。
内向型人間の生きる指針が分かりやすく書かれています。
本も出版されています。内向型を理解するのにオススメです!
▼3つ目の「ネットビジネス」については、こちらにつづきます!