~前回の無職日記⑦のあらすじ~
やりたいことを一番やれるのは、実家じゃない・・・!
実家には戻らず、今の街でパラレルワークしていくことに決めました。
それで、以前から気になっていた会社のパートの求人に応募してみることに。
パートだって独立!
そんな気持ちでやっていくことにしました。
奇跡のメッセージ
先輩と先生に背中を押され、今の街で頑張ると決めた、その2日後の出来事です。
以前、メッセージを下さった読者さんから再びメッセージが来たのです!!
それは、りんごさんのおかげでブログをやる決心がついたという内容でした。
そして、なんと、ブログを見てほしいとURLまで添付してくださったのです・・・!
しかも、
というようなことまで言ってくださり・・・。
嬉しくて嬉しくて涙がじわじわと出てきました。
しばらく胸がほわほわしていました。
今回メッセージをくださった方は、数ヵ月前に、
りんごさんみたいなブログを作りたい
体験談を綴っているのが良かった
と言ってくださった方でした。
つい2日前に先輩たちと、私がやっていきたいことについて語ったばかりだったので、メッセージのタイミングにびっくりしてしまいました!
最初のお客さん
今の街で頑張ると決めたものの、油断すると、引き戻そうとする自分が出てきていました。
と。
パラレルワークでパートの収入だけになるから、お金が減っていく想像をしたらやっぱり怖かったです。
ブログの活動・コンテンツづくりだって、いつ軌道に乗るかも分からない。
でも、「独立の気持ちでやっていこう」「体験談を磨いていこう」と決めたときに、「体験談がよかった」と言って下さっていた方が、実際に一歩踏み出された・・・。
私は、この方は実質、
最初のお客さんだ・・・!
と思いました。
お金を頂くとかそういうことではなくて、「りんごさんだから」と言ってくださったこと。
「私だからできることでお役に立ちたい」そんな想いが一つ叶ったように思いました。
このタイミングでこんなに嬉しいことが起こるということは、これは追い風だ! 絶対!!
自分のやりたい活動を精一杯やっていこう。
そう新たに決意しました。
(Rさん、本当にありがとうございます・・・!)
お客さん像を自覚したら、膨らんだ夢
「こういう人のために」という想いが強くなったとき、とある想いがどんどん膨らみました。
それは、「生きづらさを抱える人の居場所をつくりたい」ということです。
私のブログの先輩と先生は、「自信がない・内気・引きこもり気質の方のため」に、好きなことを仕事にしていきましょう!と色んな方をサポートされています。
2人の元には、生きづらさを抱える人がたくさん集まってきます。
そんな2人は今、町家カフェをつくろうとしています。
先輩の言葉をお借りすると、
「凸凹でいいんだと、凸を活かして凹をうめあって行けるような場」
です。
でこぼこでもいい
2人のお客さんは多彩で、色んな方がいます。
- ハンドメイドが得意な人
- 絵が得意な人
- 書道が得意な人
- お菓子づくりが得意な人
- オラクルカードが得意な人
など・・・
それに、おにぎり屋さんとか、クレープ屋さんとか、色んな職業の人がいます。
こういった人たちが集まれば、カフェで提供する料理やスイーツもつくれちゃう。
作品を販売したり、ワークショップとかもできる。
塗装屋さんもいるし、クロス職人の方もいるので、建物自体もリフォームできちゃう。
それぞれの得意を活かしたら、カフェという空間が創り出せる。
一般社会ではうまく馴染めなかったり、自分はダメだ・・・となっている人も、魅力を活かしあえる場所。
それが町家カフェ構想なのです。
町家カフェと大人の学び舎
しかも、最近先輩は、そこに寺子屋のような学び舎をつくりたいという構想を語ってくれました。
先輩の息子さんは、IQ75でいわゆるグレーゾーンです。
その息子さんが通っている「療育」の場が、ひとりひとりの特性に合った教育をしている。
自由だし、のびのびとしていてその子に合ったものを伸ばせるな、というのをすごく感じたんだそうです。
自分の特性を、障害や病気として見て可能性を狭めるのではなく自分の持ち味を魅力として理解し、自分に合った生き方を身に着けていくこと・・・
そういう大人の学び舎を作りたいと先輩は言いました。
さらに、その寺子屋の教え方のスタイルも人それぞれで、
- ワークショップ的な感じで教える人
- カウンセリングみたいな感じの人
- イラストで描いて絵本みたいな教材で教える人
がいたり。
手段も、
- ハンドメイドのワークショップみたいな感じで、何かを作ることでそれを学べるとか
- 書道とか瞑想みたいな感じで、何かに集中することでそれを学べるとか
そういう色んな手段やアプローチで学んでいける寺子屋。
それを、今生きづらいと感じる大人の方だけでなく、いずれ大人になっていく息子さんのような子供たちのために。
このアイディアを聞いたとき、
と思ったのです。
天才性を育てる社会
先生は言います。
日本人は本来、ひらめきとか発想力が強いはずなのに、戦後の教育は日本人の感性を抑えてしまっている。
偏差値という物差しで測ったり、「みんな同じ」が求められる校則だったり。
経済も利益主義だったり効率を求めた結果、失われた30年になっています。
でも、日本人はアニメや漫画を創り出しちゃう才能がある。
そんな感性や空想力をもっと育てるべきではと。
天才は一部の選ばれた人じゃなくて、先天的に持って生まれたものを磨いていくことで、誰でも天才性は開花させられる。
小さい頃に夢中だったものとか、やりたかったこと。
そういうのを活かしていくのがこれからのやり方なんじゃないか?
そういう話をよくしてくれます。
それは、ちょっと変わっていたり、ズレているような人を排除するのではなく、個性を尊重し合える社会だと思いました。
先輩も
と言っていました。
こういう素敵な考え方を持っている2人が作ろうとしている町家カフェと寺子屋。
普通の人と同じようにできない。
自分はどこかおかしいんじゃないか?
私もそんな風にずっと悩んできたけれど、
そんな風に生きづらい人にとって、どんなに希望になるだろうか・・・!
もうこれは社会のために絶対必要だと思って。
想いに共感して、そんな場を一緒に作ってくださる仲間が増えたらめちゃくちゃいいな!!
そう強く強く思いました。
未来が目的地設定されました
町家カフェの構想自体は前々から聞いていて、素敵だなとは思っていました。
でも、今まではどこか他人ごとというか、参加者の感覚でした。
会社で言うと、経営陣じゃなくて平社員のような感覚。
会社の理念には共感しているけど、雇ってもらっているというような意識でした。
それが、先輩や先生と一緒に実現していきたい・・・!という感覚に変わってきたのです。
そのために、私は自分の体験談をもっと伝えていこう。
自分が嫌いで人生に絶望していた私にも夢ができた話を。
それで、何もないと思っていたり、自分を諦めている人が魅力を見つけて、やりたいことを磨いていくお手伝いをしていく。
そんな仲間を増やして、一緒に町家カフェと寺子屋をつくっていく!!
そういう未来への道筋がはっきりと見えてしまいました。
今までは、未来は現在の延長線上にある感覚だったけど、「もうこの未来に行くんだ!」と、カーナビで目的地設定をするように未来が設定されてしまったのです。
すると、見える世界がどんどん変わっていって・・・
続きます!
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