前回、グロームス腫瘍の病院探しと手術のこと を書きました。
この記事では、グロームス腫瘍の手術後の話を書きます。
グロームス腫瘍の手術の何が大変かというと、手術後しばらくとても不自由な生活を強いられることです・・・!
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手術後はとっても不便!!
片手での生活
手術後抜糸するまでは、指は固定されて包帯も巻かれ、動かすことができません。
私は利き手だったのですが、小指だったのでまだマシだったかもしれません。
かろうじて、文字を書いたり、スプーン、フォークで食事することができました。
ただ、手を動かすと縫ってる糸が引っ張られるので、箸がうまく使えなかったり、重いものを持てなかったりします。
車の運転も難しいかもしれません。
水に濡らしてはいけない
手術後、抜糸するまでの2~3週間の間は水に濡らすことができません。
お風呂に入るときは、濡らさないようにビニール袋を二重にかぶせてゴムでくくり、手術した腕を上げて体を洗ったり、湯船に浸かります。
手を洗えないのでトイレも片手で・・・というのが不便ですね。
手術後は周りの人の協力が必須!
水に濡らせない片手の生活となると、人に助けてもらわないとどうしようもない場面が出てきます。
ご飯作るのは難しいし、洗濯干すのも片手じゃきつい。
主婦さんだと、旦那さんや子供さんに手伝ってもらわないと家事がまわりません。
ペットボトルを最初に開けることが出来ないのも地味に不便です(笑)
あとは、職場の人にも理解してもらう必要があるかと思います。
業務上、出来ないこともあるかもしれません。
あるいは時間がかかる、とか。
デスクワークだと、キーボードを打つのが大変かもですね。
私の場合、1度目の手術の時は、弟や妹と住んでいました。
なので、ご飯は妹に作ってもらったりと生活の所々で助けてもらいました。
2度目の手術の時は実家にいたので、母親に頼り切り。
家族がいてくれたおかげで、手術後の不便な生活も乗り切ることができました。
一人暮らしだと、ちょっときついかもしれません・・・。
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手術の時期を見極めて!
手術する場合、2泊~3泊の入院が必要になるかと思います。
日帰りの場合もあるようなので、担当のお医者さんに入院が必要かどうか確認しましょう。
お仕事をされている場合は、まとまった休みが取れる時期に手術をした方がいいですね。
また、手術後は2~3週間手を自由に使えないので、仕事が比較的忙しくない時期にした方が良いと思います。
私の場合、手術を2回経験しましたが、どちらも無職の時期でした。
1度目の手術のときは、たまたま無職のときに病名が発覚して手術、という流れでした。
再発して2度目の手術のときは、無職のうちに手術するしかない! と思って、手術を決意しました。
WEBデザインの職業訓練に通っていましたが、ポートフォリオ制作期間中(講義が終了し、個人個人で自由に時間を使ってもいい期間)だったので、特に支障はありませんでした。
後日談(おまけ)
抜糸をして、お医者さんから水に濡らしても良いとお許しが出ても、「沁みたらどうしよう・・・」とその日は勇気が出ませんでした(笑)
なので、OKが出た翌日にトライしました。
最初は恐る恐る・・・。
まぁ、沁みることはなかったんですけど、最初のお風呂でびっくりしたのは、垢の量!!
めっちゃ出るんですよ(笑)
面白いくらいに。
2~3週間手を洗わないと、あんなに垢って出るんですねー。
▼リアルな体験談はこちらに詳しく書きました。(全4回)
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