「好きなこと・やりたいことを仕事にしたいけど、向いてないかも」と諦める前に・・・ちょっと読んでみてください。
こんにちは、りんごです。
こちらの記事は、絵が下手・自信もないけど、イラストを仕事にしたい30代女の実践記の第5話です。
現在、インターネットでお仕事をするため、ビジネスを勉強中。
日々の学びや気づきを綴りながら、イラストで収入を得るまでの道のりを記録していきます。
第4話はこちら ↓
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やりたい仕事に就いたのに、どうしよう向いてないかも・・・
私は興味のある仕事に就いたけど、向いてなくて5ヵ月で辞めてしまった経験があります。
せっかく好きなこと、やりたいことを仕事に出来たのに、「合わなかった・・・」「この仕事は向いてなかった・・・」と諦めないといけないのって辛いですよね。
未練がありつつも、自分が出来そうな職種に転職して、「もっと頑張りたかったなぁ・・・」なんて思いながら、特に好きでもない仕事をする。
生きていくには働かないといけない。
もっと安定的に。
「好き」だけじゃやっていけないよ。
この世界は甘くはない・・・。
そんな以前の私のように、やりたかった仕事を諦めてしまった方もいるのではないでしょうか。
あるいは、「興味のある仕事をしたいけど、向いてないかも・・・」と挑戦するかどうかで不安になっている方もいるかもしれません。
パズルのピースをはめるように・・・
「仕事はパズルのピースのようなもの」
知り合いの方が、そう表現していました。
私はこの考え方にすごく共感したんです・・・!
パズルのピースというのは、しかるべき場所に、しかるべき向きではめないとちゃんとハマりませんよね。
仕事もパズルと同じです。
だから、もしやりたい仕事に挑戦して、自分には向いてなかった・・・と打ちひしがれてしまったとしても。
その仕事自体が向いてないんじゃなくて、会社が合わなかっただけかもしれません。
仕事のやり方が合わなかっただけかもしれません。
1つの場所だけで判断して、自分のことをダメだと思わなくていいんです。
やりたいことに挑戦して失敗した体験談
私は社会人生活のはじめの7年程は事務職として働いていたのですが、「興味のある仕事に挑戦したい!!」と一念発起し、30歳で印刷会社のデザイナーに転職をしました。
しかし、大きなトラウマを抱えて仕事を辞めることになります。
「印刷会社で働いていたときの話。」に詳しく書いたのですが、要約すると、私の成長が遅すぎて社長がキレた話です・・・。
もうやりたいことに挑戦なんてしない・・・。
二度とこんな目には遭いたくない。無難に生きよう。
クリエイティブな仕事は向いてない。
諦めよう・・・。
そう思いました。
仕事のやり方・在り方が合わなかっただけでした
無難に安定を求めて事務職に戻った私でしたが、メンタルを崩して退職することに・・・。
事務もダメなんだと絶望しましたが、どうせ働くなら、やっぱりクリエイティブな仕事がしたい。
そう思って就職活動をし、今は自社WEBサイトの更新担当者として働いています。
振り返ってみると、印刷会社での仕事は 自分に合わないことだらけだったなぁ・・・と思います。
1. 制作会社が合わなかった
今の仕事は自社サイトの更新なので、お客さん相手じゃない点が本当に気が楽です。
制作会社はクライアントの要望に応えないといけないし、納期もタイトだったりします。
それに制作会社だとがっつりデザインをやっているので、1日中産みの苦しみを味わう感じでつらかったんです。
一方、今の仕事は基本的には既存ページの更新が多いけど、新規でWEBページの作成やバナー作成の仕事もあります。
程よい量でデザイン業務があって、私にはちょうどよいです。
自社サイトなので、デザインのクオリティもそこまで求められることはなく、けっこう自由に気楽に作らせてもらっています。
2. 会社の作風が自分の好みではなかった
私が勤めていた印刷会社の作風はちょっと昔な感じのデザインで、私の好みとは全然違いました。
社長が60代男性で、他のデザイナーも全員男性だったのもあるかと思います・・・。
好みではないものを作るのは難しかったし、モチベーションも上がりませんでした・・・
3. チラシのデザインが苦手だった
印刷会社の主な制作物である、チラシのデザインが私は苦手でした。
例えばイベントのチラシを作るときに、
- イベント名
- 日程
- 場所
- 内容
- 写真
- イラスト
など、色んな要素を配置しないといけない訳ですが、これがめちゃくちゃ苦手・・・。
どの要素をどこに置くのか?
どれくらいの大きさで?
どのフォントで?
どの色で?
全然まとまらないんです・・・。
一方で、名刺のデザインは割と好きでした。
情報量も限られているし、こじんまりした感じで。
パズルに自分のピースをはめるために
いかがでしたか?
私は漠然とデザインの仕事がしたいと思って印刷会社に入った訳ですが、色んな要素が合わなくて苦しかったんだな・・・と今ならわかります。
印刷会社1社の経験だけで、クリエイティブな仕事そのものが向いてないと判断してしまいましたが、そうじゃなかったんですよね。
自分の力が発揮される場所や、やり方はきっとあると思います。
それは、会社という場所的なことだけじゃなくて、こういう仕事のやり方は合ってるとか、こういうデザインなら得意・・・とか、仕事の在り方のようなもの。
私の例だと、同じ印刷物のデザインでも、チラシは苦手、でも名刺なら割と好き、と先ほど言いました。
これは何の差なんだろうと考えたときに、私はおそらくレイアウトや組み合わせることが苦手なんだなぁと。
チラシは組み合わせるものが多すぎて・・・散らかっちゃうんです。
名刺だと、会社名や名前、住所などを入れたら、もうほとんどスペースは残っていないので、イラストや写真などで埋める感じ。
思い起こせば、高校時代の美術部でも、地球に乗ったゾウの油絵を描いていたんですが、背景がなーんにも思いつかなくて、結局黄色のべた塗りにしました。笑
一方で、授業中はノートの空いたスペースに落書きばかりしていて。
隙間を埋める方が、私は得意なのかな? と思ったり。
そんな感じでただ単に「チラシが苦手・名刺が得意」で片づけないで、苦手の奥にあるもの・得意の奥にあるものを探っていくと見えてくるものがあったりします。
パズルのピースがぴったりハマる場所・向きはすぐには見つからないかもしれませんが、それは色々と試しながら見つけていくものなのかなと思います。
だから、「向いてない」「苦手」と思っても大丈夫。
これらは 自分を活かせる場所へ向かう道しるべだったんです。
「向いてない」「無理かも」と諦めそうになってる人は、ちょっとでも自分の中に「やりたい気持ち」があるなら、それを大切にしてほしい。
そう伝えたいです・・・!
つづきはこちら ↓