自分の魅力の見つけ方

2つのポテトチップスからの気づき~自分を好きになるマーケティング

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さて突然ですが、ここに2つのポテトチップスがありまして。

あなたならどちらのポテチを手に取りますか?

 

「シンポテト」「ポテトチップス 超薄切り」

 

 

 

実はこの2つ、中身は全く同じです!!

「シンポテト」をリブランディングしたものが「超薄切り」なのです。

 

 

なぜリブランディングしたかというと

「『シン』の意味が分からない」

「パッケージだけでは味や特徴が想像できない」

という声があったからだそうなんです。

 

たしかに私もシンポテトの存在は知っていたけど、購入したことはありませんでした。

 

シンって何だろうと気になりつつも、他の期間限定のポテチをついつい買ってました。

りんご
りんご
「シン・ゴジラ」とか「シン・ウルトラマン」とか、「シン」が流行ってる(?)からなのかなと思っていました

 

シンポテトのシンは、「新(しん)」と薄いという意味の「THIN(シン)」を掛け合わせた言葉だったようです!

 

印象がガラリと変わりました!

今回買ってみようと思ったのは、リブランディングするという新聞記事を読んだからでして。

シンポテトがお店から消えちゃう前にせっかくなら食べ比べしてみようと思い立ちました。

 

まぁ中身は一緒なんですけどね!

 

 

どちらもサクッと軽い食感で美味しかったです!!

あと袋の方はチャックがなくなってましたね。

 

 

シンポテトの前にも、「ポテトチップス ギザギザ」がリニューアルして売上が上がったそうです!

りんご
りんご
「ポテトチップス ザ厚切り」に名称変更&パッケージ変更しました

 

そういう経緯もあって、シンポテトの方もリブランディングに踏み切ったみたいですね。

シンポテトは購入率は低かったものの、中身はピザポテトと同じくらい評価が高かったそうです!

 

「超薄切り」の方が特徴が分かりやすいし、「ザ厚切り」やノーマルのポテチと一緒に店頭に並ぶことにより、気分によって食感を選ぶ楽しさも増すなぁと。

 

りんご
りんご
ネーミングやパッケージってめちゃくちゃ重要なんだな・・・と改めて思いました

 

 

売れないのは、中身が悪いんじゃない。

商品の魅力がお客さんに伝わっていなかったから・・・。

 

見せ方・伝え方次第で印象はすごく変わるんだなと気づかせてもらったのでした!

 

これって人も同じだなぁと思っていて・・・

私は今、食品メーカーの広報部にいて、マーケティングのお仕事を間近で見させてもらっています。

マーケティングに興味を持ったのはブログを始めてからでした。

 

というのも、マーケティングを学んで、

自分を変える必要はなかったんだ!

というのが目から鱗だったからです。

 

今までずっと、今のままの自分じゃダメだと否定して、苦しい努力ばかりしていて。

でもうまくいかずに、ますます自分を嫌いになっていました。

 

でも、別の何かに変わるのではなくて、自分のそのままの良さがうまく伝わって、素敵なお客さんとつながっていくことができればそれはお仕事になる。

 

りんご
りんご
そんな在り方を知って、今まで否定してきた自分を好きになれそうな気がしたのです

 

自分がすでに持っているものに気づいていって、それが人のお役に立って喜んでもらえたとき、

「私だからお届けできたんだ」

とすごく胸が熱くなりました。

 

黒歴史やネガティブな感情でさえ価値があったのだと、自分を少しずつ少しずつ受け入れていくことができたのです。

 

マーケティングというと市場調査のようなものをイメージしたり、人によって定義も様々だけど・・・

 

私にとってのマーケティングは

「自分を好きになること」

なのでした。

 

自分嫌いな人が自分の魅力に気づいて「私は私でよかった」と思えるような、そんなお手伝いをしていきたい・・・!

そんな風に改めて思ったのでした。