自分を好きになる

自分へのダメ出しは自傷行為だと気づいたら、落ち込む回数が激減した話

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こんにちは。

特技は自己卑下、のりんごです。

 

私は自分のダメなところを探すのが得意で、ダメなところを見つけては

「お前は生きてる価値ない」

「出来損ないめ!」

「ダメ人間め!」

と自分を責めていました。

もうそれがライフワークみたいな感じだったのです。

 

でも、たった一つのある言葉を聞いて、自分にダメ出しすることの恐ろしさを知りました。

自分へのダメ出しが止まらないあなたも、きっと辞めたくなりますよ。

 

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なぜダメ出しをしてしまうのか

「自分なんてダメだと思うことに何の得があるの??」と友達に言われました。

あなたは考えたことありますか?

私はなかったです。

 

でも、人は何かしらメリットがあるからその行為をしている訳ですよね。

 

私が考えたのは下記の通り。

  • ダメだと言うことで現状維持の理由にしている
  • ダメだと落ち込むことで同情を得ようとしている

 

現状維持の理由にしている

自分に対して、「ここがダメだ」「あそこがダメだ」と言っているけど、現状を変えようとしたことはあっただろうか?と内省しました。

 

私は〇〇だからダメなんだ。

私は〇〇だから、人生うまくいかないんだ。

 

どんどん卑屈な考え方をしてしまって、最後には

私は〇〇だから、生きるの向いてないんだ。

と結論付けておわり。

 

ひたすら延々とそんなことを考えていたので、同じところをぐるぐる回っている感じで前にまったく進んでいなかったのです。

 

これが出来てないから、こうしよう。

とか、

どうやったらうまく行くかな?

といったことを考えることを完全に放棄していました。

 

「自分はダメだ」で思考が止まっているので、当然現状が変わることなんてありませんでした。

むしろ、どんどん悪い方向へ行っていました。

自分が出来ていないことや、うまくいっていない現状を、「自分はダメだから」という理由をつけて正当化し現状維持を選んでいたのです。

 

落ち込んで同情を得ようとしている

落ち込むことによって、周りが心配して「大丈夫??」と言ってくれるのを期待している訳です。

そして、「私はダメだー」との言葉に対して、

「そんなことないよ」

「出来てるよ」

「大丈夫だよ」

と自分のことを肯定してもらいたいのです。

要は「かまってちゃん」なのです。

 

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ダメ出しは心の自傷行為

自分のこと、「ダメな奴!ダメな奴!」って言うのは、言葉というナイフで自分の心を傷つけているのと同じです。

自分で自分を攻撃しているのです。

 

「自分のことダメ出ししてるのは、心の自傷行為だよ」

友達のその一言に私は大衝撃を受けました。

 

自傷行為・・・いわゆるリストカット。

絶対痛いし、やりたくない。

すごく怖い行為だと思っていました。

 

でも、自分に自分のことダメって言うのって、同じことだったんです。

血は出ないけど、心は涙を流していました。

私はそのことを友達に教えてもらって、「自分のことをダメだって思うのやめよう」って思いました。

怖くて、そんなことできないって思いました。

 

ちなみに、その友達から、昔リストカットをしていたことを初めて聞かされました。

すごく明るく生きている子なので、とてもびっくりしたのですが・・・。

リストカットする人って、自分を傷つけることで「自分は生きている」って感じたり、存在価値を確認しているそうです。

 

私も、自分にダメ出しして、自分を傷つけることで一種の快感を得ていたのかも・・・そんな気持ちになりました。

 

「だからダメ」じゃなくて「だけどこうしよう」

自分が出来てないこと、苦手なこと、嫌いな部分。

いっぱい見えてきますよね。

でも、「だから自分はダメなんだ」って思うんじゃなくて、現状は一旦受け入れつつ、

「だったらこうしようかな?」

「ああしようかな?」

と考えることが大切だと思います。

 

「ダメだ」「ダメだ」って言ってるだけじゃ現状は変わらないから。

何より自分が可哀そうだから。

 

苦手を克服することだけが唯一の方法、ではありません。

出来ないことの代わりに、得意を伸ばしていく道もあります。

 

「出来ないからダメ、なんじゃない」

「自分のことダメ、と思うことがダメなんだ」

私はようやく、そのことに気づいたんです。

 

自分へのダメ出しが得意なあなたも、いきなりは難しくても、少しずつ自分を大切にしていってほしいなと思います。

 

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