こんにちは、自分を好きになれる方法をお伝えしている、りんご です!
私は、自分の感じたことや考えたことをノートに綴ることを大切にしています。
「本音ノート」と呼んでいるのですが、この「本音ノート」は自分を好きになるためにも、とても大切なものだったのです。
「ネガティブは手放そう」と言う人は多いけれど・・・
本音ノートって、つまるところ心理療法のひとつの「エクスプレッシブ・ライティング」です。
これは、自分が感じている負の感情や、ストレスに思っていることをひたすら紙に書いていく、というものです。
私が以前記事に書いた「自己肯定感ノート」(中島輝・著)の本にも自己受容感を高めるワークの一つとして紹介されています。
この本では、嫌なことがあったら紙に書き殴って最後はくしゃくしゃに丸めて捨てちゃいましょう!と薦めています。
「ネガティブな感情は手放そう」ということなのです。
だけど「手放そう」と言っている時点で、ネガティブ感情は要らないもの、ダメなものという扱いですよね・・・。
「自己受容」って、ありのままの自分を受け入れること。
不安とか嫉妬や怒り、自分の弱さなどネガティブな部分も「こういう自分もいるよね」と認める感覚のこと。
この記事を書いた2020年当時は、「すごく勉強になった!」と思っていた本でしたが、久しぶりに読み返してみて・・・私は思いました。
たしかに丸めてポイっとすれば、なんか爽快というか、気分はいいと思います。
私も昔、仕事のストレスで荒れていたときは、部屋の壁に雑誌を投げつけていました。苦笑
投げている瞬間はスカッとするけれど、ほんとに一瞬。
またすぐに心は荒んでいきます・・・。
本音ノートは、感情を味わうノート
良くも悪くも心が揺れ動くということは、何かしらの大切な価値観が反応しているということ。
ただし、どんな価値観なのかはなかなか分からないものです。
だから、ノートに書きなぐって、自分の心を見つめる作業が大切。
イライラしている自分は嫌になっちゃうし、「早くイライラどっか行って~!!」と思っちゃう。
だけど、嫌なもの・ダメなものだと思って見て見ぬフリしたり、手放すのは勿体ないと思うのです。
手放すのではなく、「味わう」。
イライラしているときは、とことんイライラする。
落ち込んでいるときは、とことん落ち込んで。
ネガティブな感情もあなたの大切な一部です。
手放す必要はないと思うのです。
私はどんな自分の感情も「ぎゅっと」抱きしめてあげたい。
ただ「私はこう思っているんだね」と。
本音ノートで自分を好きになれる
私は「自分を好きになる」ためには、まずは自己受容が大切だと思っています。
「ネガティブ・ダメな自分がいてもいい」と思えるようになってから少しずつ、「自分が大嫌い」から「自分が好き」に変わっていきました。
本音ノートで自分のネガティブ感情を見つめる時間こそ、自己受容になると思っています。
あなたもぜひ、ありのままの感情をノートにぶつけてみてくださいね!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。