こんにちは、りんごです!
今日は「無職日記のそのあと」シリーズ第3弾!
第2弾では仕事にやりがいを感じ始めてきた話を書きました。
だが、しかし。
その時はまだ気付いていなかったのです。
電話対応の恐怖に・・・
天国から地獄
今の職場では、デザイン業務をするときのみMacを使ってまして。
そのMacがデスクから少し離れた場所に設置されてるんです。そこには電話機はありません。
入社してしばらくはデザイン業務の割合が多めでした。
なので、電話を取る機会が少なかったんです。
でも、デザイン業務も落ち着いて来て、自分のデスクにいることが増えて。
必然的に電話を取る回数も増えました。
そう、それはまさに天国から地獄だったのです・・・!
電話恐怖症なんです
私は電話対応がめちゃくちゃ苦手です。
社会人歴は十数年あるのに一向に慣れる気配がありません!!
新卒で入った会社を辞めたのも電話対応が嫌すぎたからです。
でも今回、電話対応があるのは分かっていて応募しました。
取り次ぎなら出来ると思っていたのに
現在の職場では、私の役目は取り次ぎだけ。
問い合わせに私が直接応えることはしなくていいんです。
今までの事務職の職場では自分自身が問い合わせに対応していたので、取り次ぎだったら出来ると思ってました。
でもですね、、
入社して判明したのは、取り次ぎは取り次ぎでも代表電話だったのです・・・!
つまり他の部署宛ての電話もかかってくるんです、、
他部署につなぐのが怖い・・・
【無職日記のそのあと①】にて、「40~50代の女性社員が多い」と書いたのですが。
これ、他の部署の人たちのことです。
(私の部署はむしろ20代が多いです。)
この方々に電話をつなぐのが怖いんです~( ;∀;)
最初に心が折れたのは、なんてことない電話でした。
こんなの普通に周りに呼びかけて聞けばいいと思いますよね(>_<)
だけど、私はこういうのでさえダメなんです!涙
まず「どの部署の人に聞けばいいの?」ってなる。
何より、不特定多数の人に呼びかけるのが苦手なんです、、
フロアごとの代表電話なのですが、部署が6つ、40人くらいいます。
とりあえず、可能性がありそうな部署の方に向かって、「どなたか〇〇さんにお電話しましたか?」と聞きましたが・・・
しかもすぐに反応が返って来なくて、その「間」にも耐えられません、、
そして、結局は全然違う部署の人がかけた電話でした。
防御が崩れていきました
私は動揺を隠すことができないので、不安が顔に出るしアワアワしちゃいます。
このときも、思いっきりアワアワしてしまいました。
仕事のできる人は不測の事態も慌てふためかず、毅然と対応するイメージがあって。
周りの人の電話対応を聴いていると、みんな落ち着いた口調でそつなくこなしています。
笑顔で守っていた「心の防御壁」に亀裂が入った瞬間でした。
一度亀裂が入ると、穴が広がるのにそう時間はかかりません。
些細なことでいちいち自己嫌悪して、じわじわと壁の穴が大きくなっていきました。
ポンコツを発揮する
私は会社名とか相手の名前をよく聞き間違えます。
私が置いた電話メモを見て「え、●●って誰?」なんて声が聞こえてきたら、「また間違えたかな」とヒヤヒヤします。
取り次ぎ方もすごく下手です。
問い合わせ内容を即座に要約できないので、すごくグダグダになってしまいます。
スケジュールを見間違えて「今日はお休みを頂いています」と言っちゃうし、転送の操作を誤って電話を切ってしまう。
今はまだ「慣れてないんだろう」と許されていることもあるでしょう。
でも実はデフォルトです・・・( ;∀;)
たかが取り次ぎ、されど取り次ぎ
今までの職場は規模が小さかったり、部署専用の外線だったりで、なんとか乗り切ってきました。
でも今回は、他部署の(苦手な)人たちにつながないといけない。
業者の数も幅広いし、専門用語も業務の流れもよく分からないから、電話相手の話がちんぷんかんぷん。
一番困るのは、担当者の指名がないときです( ;∀;)
誰が何の業務をやっているか把握してないと、取り次ぎもままならない。
スムーズに取り次がないと、仕事出来ないやつって思われる。
迷惑をかけてしまうと、そのうち嫌われる・・・
昔、入社当初は仲の良かった先輩も、業務で深く関わるようになると、アタリがきつくなったことがあったから・・・。
たかが取り次ぎ、されど取り次ぎ。
そろそろ「こいつ使えないな」というのがバレるんじゃないか。
もう辞めようかな
電話が鳴る度に「今度は何を言ってくるんだろう」と恐怖です。
そう自分に言い聞かせても、怖いものは怖い!!
次第に会社に行くのが億劫になっていきました。
もう契約更新せずに辞めようかな・・・
そんな衝動に駆られてしまいました。
毎日「嫌だ嫌だ」と思いながら出勤するのがしんどい。
月、火、水、木、金、それを次の週も、またその次の週も。
そんな繰り返しをするくらいなら。
だけど、本音は続けたい
「できないできないモード」になると、目の前の苦しみから逃れたくなります。
思考が「嫌だ嫌だ」で埋めつくされる。
でも改善しようともしないから、現実は変わらない。
私が取る手段は「耐え忍ぶ」のみ。
その結果メンタルが限界を迎えてしまう。
それが今までの私でした。
私は仕事を辞めたいの?
いや、そんなわけない・・・!
電話以外の業務は楽しいのです。
大手の会社でマーケティングの仕事を間近で見られるなんて、きっと今後こんな機会は訪れない。
せっかくご縁をいただいた会社。
吸収したいことはいっぱいある。
辞めるなんて勿体ない。
本音は仕事を辞めたい訳じゃないのです。
どうしたらできるんだろう
「こうありたいなと思う未来」があって、だけど現実はうまくいかなかったり、自分には向いてないなと落ち込んでしまったりする。
そんなときは「じゃあどうしたらできるか?」と考えてみる。
それが自分らしさをみつける糸口になる。
これは、4年半のブログ活動の中で学んだことの一つです。
会社の仕事も、考え方は一緒だよなぁ。
今までだったら「嫌だ嫌だ」と思いながらも、何もしてこなかったけれど。
私は人生で初めて「電話対応のコツ」について調べてみたのでした。
電話嫌いは変わってないけど
「なるほど、こういう時は、こういう言い回しをしたらいいのか」
ちょっと調べただけでも、電話対応が少しスムーズになっていきました。
そうは言っても、電話は相変わらず嫌いです。苦笑
予期せぬことには慌てふためきます。
でも、「私にはやりたいことがあるんだ!!」と思い出したおかげで、逃げ腰じゃなくなっていきました。
「電話なんかにつまづいている場合じゃない!」という感じになり、多少の失敗は目をつぶることにしました。
例えば、噛みまくって恥ずかしい思いをしても、「でも迷惑をかけた訳じゃないし」と思考を切り替えたり。
「電話嫌だ~」となったときは、今の会社での目的を思い出すようにすると、ちょっと俯瞰して物事を考えられるようになりました。
今は元気に会社に行っています!
そういう訳で、現在は鬱状態から脱出できました!
でも、今後も落ち込むことは出てくると思うので、今回脱出できた思考の流れを残しておきます。
- こうありたい未来を思い出す
デザイン力とマーケティング力を磨いて、ブログや友人のカフェに還元していきたい - 本当はどうしたいの?と自問する
今の会社で頑張りたい - じゃあ、どうやったらできるの?と考えてみる
電話の苦手意識を減らすためにできることをやってみる。 - そこそこで頑張る
電話対応のスキルアップ自体は、本来の目的じゃない!
だから、完璧を目指さず多少の失敗はOK!
さてさて、「無職日記のそのあと」シリーズはこれにて一旦終了しようと思います。
今後も、自分らしく生きるための学びや気づきをブログに綴っていくので、引き続きどうぞよろしくお願いします(^^)/
今までお付き合いいただき、ありがとうございました♪
内気・繊細・ネガティブ思考な私がつまづきながらも、やりたいことに向かって進んでいける考え方はこちらに。