寿退社で仕事を辞めたいな・・・
って思ったことはありますか?
私はあります笑
2016年頃の私は引き寄せの法則にハマっていて、「どうしたら幸せな結婚を引き寄せられるだろう?」とばかり考えていました。
白馬の王子様が現れないかな・・・って。
でも、その願いは叶いませんでした。
なぜかと言うと、本当の望みが別のところにあったからです。
今回の記事は、どういう風に考えたら本当の望みに気づけたのか・・・過去の自分へ贈るメッセージも込めて綴っていきます。
2016年失恋して引き寄せにハマる
当時付き合っていた恋人とお別れした私は、恋愛本を読み漁る中で「引き寄せの法則」に出会いました。
引き寄せの法則では「良い気分でいること」が大事です。
だけど、元がネガティブ思考なので全然うまくいきません。苦笑
当時は職場に対して不満だらけで、「辞めたい辞めたい」という思いが強かったです。
それに田舎を出たいという気持ちもあって。
「素敵な人と出会って結婚したい!」と思う気持ちの裏側には、「誰か私をここから連れ出してほしい」という本心が潜んでいました。
当然、不満から来る願いは叶いません・・・。
不満は不満な現実を引き寄せるだけです。
結婚したいのに、本心は「仕事を辞めたい」という不満。
この本心を変えなければ、結婚できない!!
でも、本心ってどうやって変えたらいいの?
引き寄せのセミナーに参加する
2016年の年末に、とある引き寄せセミナーに参加しました。
事前に参加者から質問を募って、それに答えてくださる形式のセミナーです。
そこで私が質問した文章はこちら。
年齢だけ伏せますが、それ以外は文章そのままです。
はじめまして。
●歳独身、彼氏なしの女性です。
私はいま、契約社員としてフルタイムで働いていますが、本心は早く結婚してパートタイムでお小遣い稼ぎ程度にゆるりと働きたいと思っています。
早々と結婚し、専業主婦になって、子供もできて、これからマイホームを建てるという、友だちがとっても羨ましいです。
結婚したいという想いの本心が、どちらかと言うと、「幸せな家庭を持ちたい」っていうよりは、「仕事をしたくない」「経済的に依存したい」という気持ちの方が大きくて。
本心がこれでは、幸せな結婚を引き寄せることは難しいですよね?
自分の幸せを結婚に、他人に依存してますもんね。
子どもが出来たら○○したい、とかワクワクすることを色々思い浮かべてみても、奥底の本心を変えないと、だめですよね?
本心を変えるにはどうしたらいいでしょうか。
一生独身でいる覚悟で、一生働き続ける覚悟で、仕事に臨むしかないのでしょうか?
アラサー独身女の欲望がダダ漏れですみません。苦笑
これに対しての講師さんからの答えは、
一生独身でいる覚悟、一生働き続ける覚悟というよりは、「誰かと一緒に暮らしたい」という素直な気持ちが大切です。
仕事を頑張る男性を立てる。
頼ろうじゃなくて応援する。
そんな気持ちを持って。
というようなものでした。
何と言うか、う~ん、違う・・・。
欲しい答えがもらえなくて、もやっと感が残ってしまいました。
セミナーのその後
引き寄せの法則は自己肯定感が低いとうまくいかないんだなと悟り、徐々に私の引き寄せブームは過ぎ去っていきました。
そして、仕事は辞めました。
でもこれは「デザインをやってみたい」という挑戦の意味での転職です。
職場に対する不満をノートに書きなぐる中で、興味があることをやりたいと思ったのです。
ただ転職後はいろいろありすぎて、恋愛をしようという気力もなく、日々生きるのに必死でした。汗
2017年 転職するもののメンタルやられて退職→職業訓練
2018年 事務職に転職
2019年 メンタルやられて退職→年末にブログをはじめる
2020年 実家を出てWEBサイト更新の仕事に転職
転機になったのは、
- 2019年にブログを始めたこと
- 2020年の転職先に恵まれたこと
です。
ブログを始めるようになって、「私に出来ることって何だろう?」と前向きに考えるようになりました。
職場でもお役に立てていることが嬉しくて、「仕事ってしんどい・辛い・我慢の対価」という仕事観がひっくり返りました。
理想の働き方を実現することで頭がいっぱいになり、「働きたくないから結婚したい」とずっと思っていたのが、どこへやら。笑
私が本当に望んでいたもの
2021年のこと。ブログの先生・先輩と話していて、昔引き寄せにハマっていたという話題になりました。
2016年の私は「結婚するために本心を変えたい」と思っていました。
でも、今は結婚が二の次になっていて。
本心はムリヤリ変えるものでもないから、当時どうすればこの囚われから解放されたんだろうか?
そう思って自分自身の心の変遷を辿ったときに、本当に望んでいたのは「仕事へのやりがい」だったのだと気が付いたのです。
私は結婚生活のワクワクをイメージして邪な本心を塗り替えようとしていたのですが、本当は結婚がしたい訳じゃなかったんです。
仕事はしんどい。
しんどいことから逃れるには、結婚しかない。
そう思っていたんですね。
でも、仕事は楽しいものだと知っていたら?
きっと結婚は逃げの手段にはなりません。
2016年にやった引き寄せのワークが残っていたのですが、
「わくわく楽しんでやりがいをもってお仕事したい」そんな風に書いていました。
これこそが私の望んでいたことでした。
私の場合、結婚の前に仕事観を変える方が先だったのですね。
過去の私への手紙
もし今の私なら2016年の私の質問になんて回答するかな?と思い、書いてみたのがこちらです。
「仕事をしたくない」「経済的に依存したい」というのが現在のりんごさんの本心でしたら、その本心は否定しないであげてください。
仕事に不満を感じているから、そのように思うのですよね。
まずは、自分が不満に感じていることをすべて吐き出してみるといいですよ。
その反対側に、りんごさんが望んでいる働き方が見えてきます。
そして、「本当はこんな働き方がしたい」というのが何となくでもいいので見えてきたら、ちょっとずつそちらの方向に進んでみてくださいね。
思い切って転職もいいですし、副業からはじめてみるのもいいと思います。
働き方も多種多様なので、いろいろ調べてみると、理想の働き方に出会えるかもしれません。
本心は無理に変えなくていいです。
現在は、不満の解決方法は結婚しかないと感じてらっしゃるかもしれませんが、仕事に対する考え方が変わってくると、結婚に対しても依存ではなくなっていきます。
一生独身でいる覚悟も、一生働き続ける覚悟も必要ありません!
自分のエネルギーが良い方向に変わってくると、出会える人も今までとは違ってくるので、結果的に幸せな結婚を引き寄せられると思いますよ。
これは2021年に書いたものなので、「2021年のりんご」から「2016年のりんご」への手紙です(引き寄せの講師の立場だったら、と仮定して書いているので敬語です)。
「2016年のりんご」はブログがお金になっていくことも知らないし、副業なんて考えたこともありません。
在宅ワークも一般的ではない。
イラストもとうの昔に諦めていて、やりたいことの選択肢から消え去っていた。
会社員をやることしか生きる道はないと思っていました。
でも、もし「ワクワクとお仕事できる道もあるんだ」と知っていたら、きっと希望をもてたんだろうな。
そんな思いを込めて書きました。
「白馬の王子様を待たなくったって、自分の力で仕事を辞めることはできるし、実家だって出られるんだよ!」と言ってあげたいです笑
そんな「2024年のりんご」もまだ結婚はしてないですが笑、「2021年のりんご」に背中を押され、いまはやるべきことをやるのみ・・・!
ワクワクとお仕事できる道をまい進中です!