こんにちは、りんごです!
私は発達障害を疑って、昨年病院へ行ってきました。
結果的に診断は下りず、いわゆるグレーゾーンでした・・・。
出来ない言い訳が欲しかった
実を言うと、先生に「ASDではない」と言われたとき、最初はショックでした。
私はただの無能だったんだ・・・
いっそASDだったら人間関係で躓くのも仕事が遅いのも、脳のせいにできたのに。
って。
そう、出来ない言い訳が欲しかったのです。
特性とどう付き合っていくか、が大事
だけど、診断が下りたとしても、特性とどう付き合っていくかは結局は向き合わないといけません。
当事者の方が書かれた本もいくつか読みましたが、それぞれに工夫しながら働き方を模索されています。
ADHDの友達も、職場には障害であることを伝えず働いています。
診断が下りることで生きやすくなる人もいると思いますが・・・
私の場合、診断が下りたから生きやすくなるかというと、そうでもないなと思いました。
特性を活かして活躍している方も
特性を活かして活躍されているアーティストさんもいます。
葉っぱ切り絵アーティストのリトさんをご存知でしょうか。
リトさんはADHDです。
「過集中」という特性のせいで、会社勤めがうまくいかなくなってしまいました。
でも、その特性を活かそうと模索していった結果、葉っぱ切り絵に行きついたそうです。
切り絵の技術はもちろんすごいのですが、可愛くて心温まるこの世界観はリトさんだから表現できるものだと思います!
発達障害があってもなくても
リトさんも最初から順風満帆だったわけではありません。
貯金が底をつきそうな状況になりながらも、「自分の道はこれだ」と信じて毎日SNSに作品をアップしつづけたそうです。
リトさんは「発達障害」という部分がクローズアップされがちですが、たくさん自分と向き合ってきたからこそ、魅力が磨かれていったんだろうなと思います。
それは発達障害がある人も、ない人も同じというか・・・。
発達障害の場合は「特性」が分かりやすいです。
だけど、人にはみんな「名もなき特性」があると思うんです。
そういうのを一つひとつ見つけて、磨いていけたなら・・・
それは「魅力」になる。
障害があってもなくても、すべての人が自分の魅力を活かして、自分の存在を輝かせていけたら、素敵だなぁと思います。