先日、米津玄師さんと漫画家のつるまいかだ先生の対談記事を読みました。
つるま先生が描く「メダリスト」は、フィギュアスケートを題材にした漫画。
今年1月よりアニメがスタートし、その主題歌を米津さんが担当しています。
原作ファンの米津さんが自ら「曲を作らせてほしい」と打診した、というエピソードも話題になっていました!
そんな二人の対談に印象的なシーンがあったので、感じたことを書いてみようと思います。
人生は自分を好きになる旅
つるま先生は幼少期「他の人のようにできなかった」という劣等感がすごくあったそうです。
それに対しインタビュアーが「漫画家として成功することで、『あの過去があったから良かった』というような肯定もできるのでは?」と尋ねます。
しかし、つるま先生は、自分はそういったことはできないんだ、と気がついたと言います。
「漫画家になってアニメ化したら、もう私は完璧な人間になれるのではないか。すべてを帳消しにできるのではないか」と思っていたのですが、実際になってみたら、私自身は変わらないということに気付いて。
私はこれからも私自身を好きになる努力はし続けないといけない、人生はその旅なのだな、と気付きました。
ダ・ヴィンチWebより
https://ddnavi.com/article/1249693/a/3/
そんなつるま先生に米津さんも、全く同じだと同意します。
私はこの部分を読んで、興奮してしまいました・・・!
というのも、「自分を好きになる」って旅のようだなぁって、私も常々思ってたんです!!
「旅のしおり」をコンセプトに、自分を好きになる本を作ろうとしていたくらい。
だから、同じようなことを考えている人がいて嬉しい~!!って思いました。
劣等感は消えないからこそ
どんなに富や名声を得たとしても、劣等感が消える訳ではない。
ここまで来たぞ、頑張ったぞ、という自負はあっても、それは本当の意味で自分を好きになる理由にはなれない。
対談を読みながら、そんなことを感じていました。
私もかつて自分のことが大嫌いだったときは、「自分の嫌いな部分を全て消し去った時に、自分を好きになれる」と信じていました。
つるま先生や米津さんは、「人より秀でるものがあれば劣等感が消えて自分を好きになれる」という方向性なので、ベクトルは違うのですが・・・
劣等感が消えることはなかった、という点では同じだなぁと。
嫌いな部分がゼロになることはないんですよね・・・。
「嫌いな性格」「劣等感な自分」が出てくるたびに、「これも自分」と受け入れていく。
結局は、その積み重ねでしかないなぁ、と思います。
終わりなき旅
生きていると次から次へと課題が出てきて、その度に劣等感で自分が嫌になったりする。
だけど、そういうときこそ自分と向き合うことで、新しい自分を発見したりもする。
劣等感は消えないからこそ、劣等感を置き去りにしない。
性格・価値観・癖など、「自分という人間の構成員」を私はキャラクターと呼んでいますが、嫌いなキャラたちを排除するのではなく、歩み寄っていく。
そんな感覚が「自分を好きになる」ことなのだと、感じています。
そして、「こうありたい」未来に向けて、自分の中のキャラクターたちと協力していく。
キャラクターも適材適所。
それぞれのキャラクターが輝ける場所を見つけてあげる。
それは、一生探し続けていくものなんだ、と思います。
だから、自分を好きになるって終わりがない。
自分の嫌なところと向き合って受け入れていく・・・
それは少しずつ少しずつ歩みを進めていくようなもの。
「こんな自分もいいよね」とようやく思えるようになってきたと思ったら、やっぱり大嫌いだ~!!ってなったり。
2歩進んで3歩戻るはしょっちゅうあるし、遠回りもする。
道のりは果てしないけれど・・・
一歩一歩、目的地に向かっていく。
本当に、自分を好きになるのは旅のようだな、と思います。
1話観てめっちゃ泣いた・・・!
私は対談を読んだ時点では、漫画もアニメも見たことがありませんでした。
ですが、対談記事を読んで、すっかりつるま先生のファンに!
この人が描く作品をみたい!と早速アニメを観てみたら・・・
1話からめっちゃ泣きました・・・!
主人公の いのりちゃんが、お母さんにスケートをやりたいと訴えかけるシーンが・・・もう・・・涙腺崩壊しましたね。
感情を揺さぶられてしまって。
自分は、他の子と同じようにできない。何もない。
だからこそ、自分の輝ける場所を見出そうとする、いのりちゃんの姿に涙が止まりませんでした。
いのりちゃんがこれからどう成長していくのか、続きが楽しみです!!