生きていると、イライラしたり、もやもやしたり、負の感情に飲み込まれて・・・
ああああ~! もぉおおおお~!
ってなってしまうこと、ありますよね。
感情の行き場を失ったときにオススメしたいのが、「本音ノート」を書くことです!!
本音ノートとは?
本音ノートとは、
日々感じたことを
良い悪いを判断せずに
手書きで
書き殴っていくノートのことです。
誰にも見せないので、ポジティブなこと、嬉しかったことだけではなくて、愚痴でも暴言でも何でも書いてOKです!!
というか、むしろ負の感情を書き出すと効果を発揮します!!
不満に嫉妬に恨みなど・・・自分の汚い感情ってあんまり見たくないですよね。
だから、普段はフタをしちゃいます。
「そんなこと思っちゃダメだよ」と自分を言い聞かせるように、なかったことにしようとしてしまいます。
でもそこでフタをしてしまうと、心の奥底ではどんどん溜まっていって、大きくなって・・・
ある日突然爆発してしまいます・・・!
なぜ本音ノートを書くといいのか?
「感情にフタをしない」
「汚い感情もなかったことにしない」
ことが大切だと思っています。
日常的には色んな嫌なことや、負に感じるような出来事が起きますよね。
自己肯定感を上げるために「毎日よかったことを3つ書こう」という方法もありますが、嫌な出来事があると一瞬で崩れ去るのです・・・。
大事なのは、イライラ・もやもや・不安が起こったりするたびに、自分の気持ちを整理し、癒してあげること。
それが「本音ノートに書くこと」なのです!
本音ノートを書くことで、
- 頭の中がスッキリする
- 感情や思考が「見える化」される
- 自分の本当の気持ちに気付ける
そんな効果があると思っています。
順番に見ていきますね。
① 頭の中がスッキリする
悩みがあるときは、誰かに聴いてもらうだけでスッキリしますよね。
イライラ・もやもやを頭の中に留めておくことは、実は脳に負担がかかっています!
心理学の研究によると、ストレスが多い人は常にマルチタスクで作業をしているようなものらしいです。
心配事やストレスをノートに書き出すことで脳の負担は軽くなり、パフォーマンスも上がります。
② 感情や思考が「見える化」される
頭の中だけで考えていると、感情や思考が入り組んで複雑なように感じて、押しつぶされそうになります。
でも、いざノートに書いてみると、感情・思考の全体像が見えてくるんですよね。
私も以前、専業主婦の友達に嫉妬したことがありました。
でも、嫉妬を全部書き出してみると、
「あれ、不満に思っていたことはこれだけしかなかったの?」
とちょっと拍子抜けしたんです。
頭の中だと同じことを何度も何度も繰り返してしまったりするので、終わりがないかと思います。
でも、ノートだと一度書いたことってそう何度も書いたりしませんよね。
これがストレスだったんだ
私はこう思ってたんだ
ということが可視化されることによって、感情が整理されていき心も落ち着いていきます。
③ 自分の本当の気持ちに気付ける
イライラ・もやもや・不安をノートに出し切ってしまうと、負の感情で見えていなかった、自分の本当の気持ちに気付けることがあります。
例えば私は昔、職場の不満をひたすら書きなぐったことがありました。
もう出てこない! というところまで行くと、次に頭に浮かんだのは「本当はこういう仕事・働き方がしたい!」ということでした。
今振り返ってみると、その時書いた理想に転職しながら少しずつ近づいているという実感があります。
専業主婦の友達に嫉妬したときも、「いいよね、優しい旦那さんがいて、きれいな一軒家にも住めて、暇でアニメ観まくってるのか~」となりましたが・・・。
羨ましい気持ちをひたすら書きなぐったら、「いやいや暇を持て余すよりも、私は自分の力でお金をもらえる方がいい!」となりました。
不満や嫉妬はあんまり気持ちの良い感情ではないけれど、もしフタをして見ないふりをしていたら、自分の本当の気持ちにも気づけなくなります。
不満・嫉妬を感じている自分も受け止めてこそ、「本当はこうしたい!!」と次に進めるんだと思います。
それは、パンドラの箱を開けるようなものかもしれません。
最後には希望が残っているのです。
本音ノートで自己受容できる!
自己受容とは、ありのままの自分を認められる感覚のことです。
ダメな部分も「こういう自分もいるよね」って。
本音ノートで日々の感情と向き合っていくことで、徐々に「これも自分」と受け入れられるようになっていきますよ!
具体的な書き方は、こちらの記事へ♪
自己受容のコツはこちらの記事に書きました!!