はじめまして!
「月小森りんご(つきこもり りんご)」と申します。
当ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます!!
私は現在「自分を好きになる」をテーマにブログを運営しています。
自分嫌い歴20年以上の30代女が、自分らしい人生を見つける道中で得た気付き、学びを発信しています。
ブログを始めてから見つけた夢
私には夢があります。
それは、私のイラストで「自分嫌いな人が自分を好きになれる」お手伝いをしたいということです。
ブログを綴っていく中で、読者さんからもメッセージをいただくことが増えていきました。
「心が救われました」
「涙がでてきました」
「自分の闇を受け入れることがやっとできました」
自分の体験談を読んで共感してくれたり、救われたと言ってくれる人がいる。
自分には価値がないと思っていたけれど、誰かの力になれたことが、とてもとても嬉しく感動しました。
自分の人生のテーマだった「自分を好きになる」を、もっともっと深めていきたい。
もっともっと多くの人に伝えていきたい。
子供の頃から自分が嫌いだった
私は子供の頃からずっと自分のことが嫌いすぎて、
「自分を辞めたい」
「自分とは別のものになりたい」
と何度も思ってきました。
小学生の時は・・・
- 言いたいことが言えず、喋らなさ過ぎて上級生に「妖怪」と言われいじめられた
- 係決めで生物係に立候補したら、多数決になって、自分だけ誰からも推薦の手をあげてもらえなかった
- 授業中に男子から消しゴムを投げつけられ、女子にもクスクス笑われたり、自分の動作をマネされたり、からかわれた
「周りから受け入れられていない感覚」がとても強かった小学生時代でした。
中学校ではテニス部に入るものの、下手すぎて私とペアを組むと絶対に負ける。
周りに迷惑をかけている事実が辛くて、自分なんかいない方が良いと思うようになりました。
自分には価値がないと、他人と比較してばかり。
自分に自信が持てず、どうせ無理だと、好きだったイラストを描く夢も諦めてしまいました。
社会人になると自分嫌いがエスカレート
社会人になっても、
- 些細なことですぐに落ち込み、小さな失敗や他人の一言を何日も引きずる
- いつも他人の目を気にして委縮してしまい、職場になじめない
- 要領が悪く、仕事が遅くて、足を引っ張るだけで役立たずだと感じる
仕事は長続きせず、ついには鬱状態になって退職・・・ということが2度も続きました。
しかも、恋人からは「精神的に自立していない人とは、結婚するのは不安」と言われフラれてしまいます。
人間が向いてない。
生きるのが向いてない。
私はどこへ行ってもダメな人間だ。
”私”として生きる限り、人生終わってる。
絶望しかありませんでした。
転機となったのはブログ
そんな私でしたが、仕事を辞めて実家に引きこもっていたときにブログを始めることにしました。
元・引きこもりの人が「引きこもり期間中はブログを書くことがおすすめ!」と書いていた体験談を見つけたからです。
無職期間中にブログを始めて、自分の存在が誰かの役に立っているということを実感し、社会復帰に繋がったとおっしゃっていました。
人生で悩んできたこと、工夫してきたこと、勉強してきたこと。
そういうのを発信していくことで開ける人生もあるんだなぁと。
そして私の言葉が誰かの役に立てたら嬉しい・・・!
私は長年の悩みである自分嫌いの直し方を色々勉強して試していきながら、実践の過程や気づきをブログに綴ることにしました。
でも自分嫌いは直らない・・・
ところが、自分嫌いの直し方を色々勉強していったものの、やはり長年の思考癖は直りません・・・。
私が試したのは、その頃色んな所で見かけるようになっていた自己肯定感を上げる方法「ネガティブ思考を捨ててポジティブに変われる方法」でした。
いろいろ試しましたが、一時的に自己肯定感が上がることはあっても、すぐに元に戻ってしまいます。
自己肯定感を上げようとするあまり、自己否定してしまったことに自己嫌悪する・・・そんな負のループにはまってしまいました。
どんなにポジティブになろうとしても出てくるのはネガティブな思考ばかり・・・。
そう諦めかけたときです。
とある言葉に出会ったのは。
価値観の大転換が起こった言葉とは
それは、
「ネガティブOK」
という言葉でした。
「不安や自信のなさ、ネガティブな部分はあってもいい。その上で、自分がどうしていきたいかが大切」
というような考え方で、今までネガティブ思考を捨てないと自分を好きになれない、と思っていた私には目から鱗の考え方でした。
自己肯定感が上がらない理由は、ポジティブばかりに目を向けネガティブを排除しようとしていたからでした。
自己肯定感を上げるために、
- 「私はできる!」「ツイテル!」「自分って最高!」など、ポジティブな言葉を口に出そう
- 褒めノートで自分のいいところを数えよう
- いいこと日記でいい気分に浸ろう
- 不安なことは考えない方がいい
というようなことがよく言われていました。
すると、嫌いな部分を見て見ぬふりしたり、こんな感情はダメだと閉じ込めてしまったりします。
そして、ふとしたきっかけで抑えていたものが溢れだす・・・そんなことを何度も経験しました。
大切なのは、自分の中のネガティブな部分も受け入れることだったのです。
その考え方で日々実践していったところ、
自分とは別のものに変わらなくてもいいんだ
ありのままの自分で良いんだ
と、自分のことを受け入れることができるようになっていきました。
でも、事件発生!?
そんなふうに、もっともっと自分を好きになっていける、という感覚で、少しずつ生きやすくなっていき、日々楽しく過ごしていたある日のこと。
私の中の「かまってちゃん」な性格が大切な友人に迷惑をかけてしまったことがありました。
旅行キャンセル未遂事件です・・・。
友人と旅行を計画していたのですが、その後引っ越しが決まり、引っ越し日を旅行4日前に入れてしまったんです。
そして、引っ越し日が近づいてきて、引っ越し日当日が雨予報であることが判明します。
引越し日前後はずっと晴れなのに、ピンポイントで雨だったのです・・・!
私はとっても悲しくなりました。
シェアハウスからマンションに移って、せっかくの一人暮らしがはじまる出発の日なのに・・・。
なんでいつも晴れて欲しい大切な日に雨なんだろう
シェアハウスから引っ越すなってことかな
これから悪いことでも起こるのかな
私って天からも見放されてるのかな
私ってやっぱり幸せになれない人間なのかも
って落ち込みました。
一方で、旅行の日は晴れの予報でした。
あ~あ、こんなことなら引っ越しが決まった時点で旅行を延期にしてもらえばよかった・・・。
親の車で荷物を運ぶことになっていたので、引っ越し日自体は調整が可能でした。
緊急事態宣言も発令されてしまい、こっそり旅行に行くつもりだったけど、親に「次の休日(旅行日のこと)に変更するのはダメなの?」って聞かれて・・・
後ろめたい状況になってしまったのもあって、どんどん旅行へのモチベーションが下がっていってしまったのです・・・。
引越しは雨の中なんとか終わりましたが、翌日の朝はめちゃくちゃ晴れていて、それがまた悲しくなりました。
不動産屋と契約をしたとき、引越しと旅行の時期が重なるのはしんどいなぁ、とは思ってました。
この段階で延期にしてもらえば、まだ宿の予約前でなんとかなっただろうに
引っ越しもわざわざ雨の日にやらなくても済んだのに
引っ越しの4日後に旅行だなんて、新生活も落ち着いてないの分かってるのに
体力ないのも分かってるのに
なんで引っ越しと旅行を両立しようとしたのか・・・
なんで私ってこんなにも判断を間違うんだろう
色んな思いが巡り、自分のことがまた嫌になってしまいました。
そんな状態だったので免疫力が落ちたのか、身体も倦怠感がでてくる有様。
本当にコロナになりかねない・・・。
コロナになったら職場にも迷惑がかかる。
それで、旅行2日前になってキャンセルしたいと申し出たのでした・・・。
しかも、あろうことか、一連のモヤモヤをすべて本人にぶつけてしまったのです・・・!
友人にネガティブ感情を吐き出してもお互い何の得もないと分かっているのに。
自分で抑えきれなくなっちゃったのです。
落ち込んでいるとき、まわりに分かるように明らかに落ち込んだ雰囲気を出して、察してもらって、慰めてもらおうとする。
そんなところがありました。
こういう自立の出来ない「かまってちゃん」な部分が、結婚できない原因だとずっと思っていました。
この事件が転換点に・・・!
私は「もう絶対嫌われる・・・!」と思っていたのですが、友人は非難するどころか、こう言ってくれました。
りんごさんの中の「かまってちゃん」が暴れてるんだね。
「かまってちゃん」は消されたくないんだよ。
だから何度も出てくるんだね
「こいつのせいで」と排除しようとするから、悪さをするんだよ、と。
私は「かまってちゃん」な性格を、意志をもったキャラクターのように例えてもらったのが
とても新鮮で・・・。
それで、ふと思いついたのです。
「かまってちゃん」を、ラクガキでよく描くうさぎのキャラクターで描いてみようと。
すると、紙に描かれたのは・・・
かまってちゃんが他のキャラクターたちに、
「お前嫌い」
「お前いらない」
「消えろ!」
と攻め立てられている絵でした・・・。
そして、
「私のこと責めないでよ!」
という、かまってちゃんの声・・・。
それを見たときに、涙が出てきました。
今まで消そうとしていて、ごめんね、って。
かまってちゃんは、何か伝えたいことがあって出てくるんだ。
かまってちゃんも私にとって必要だったから生まれたはず・・・。
これからは、かまってちゃんの気持ちを聞いてあげよう。寄り添ってあげよう。
そう思いました。
自分を好きになるとは「自分平和」を目指すこと
この「キャラクター化」は効果絶大でした・・・!
「性格」は英語で「character」と言いますよね。
誰しも自分の中にいろんなキャラクターがいます。
- ネガティブちゃん
- 怒りんぼちゃん
- 不安ちゃん
- 卑屈ちゃん
- 嫉妬ちゃん
- 働きたくないちゃん
- 言い訳ばかりする、でもでもさん
など・・・
大事なのは、自分の中の嫌いなキャラクターに歩み寄ろうという気持ち。
むしろ消そうとすると、反発して余計に悪さをするのでした。
地球にも色んな国・民族がいて、意見の衝突は絶えないけれど・・・
戦争するよりも対話しながら歩み寄る方が絶対いいと思います。
自分の中の「好き」も「嫌い」もうまく調和して、自分平和を目指していくこと。
それが「自分を好きになること」だなぁと思ったのです。
自己肯定感を上げることよりも、自分の中のキャラクターたちと仲良くしていくことが大切。
それが、長年自分嫌いで悩んできた私の辿り着いた結論でした。
「おひげちゃん」誕生
じゃあ、自分嫌いな人の心の中が、平和になるにはどうすればいいのか・・・
「こんな自分はダメだ」
「だから幸せになれないんだ」
そんな自分の中の嫌いなキャラクターたち、困ったキャラクターたちを愛おしく思えたなら、自分のことも好きになれるんじゃないか・・・?
そう考えた末にある日、ひとつのキャラクターが生まれました。
それが「おひげちゃん」。
おひげちゃんは、自分のことを「卑下」しすぎて「ヒゲ」が生えてしまった、うさぎです。
完全にダジャレです(笑)
自分を卑下する「おひげちゃん」は、誰の心にも大なり小なり存在するのではないでしょうか?
「卑下しちゃうから自分はダメなんだ」ではなくて「こういう自分もいるよなぁ」と、くすっと笑えたり愛おしく感じてもらえたら。
なんだか憎めない、そんなキャラクターを作っていきたいのです。
そして、「自分平和」のお役に立てたなら・・・こんなに嬉しいことはないなと思います。
イラストの力で「自分を好きになる」を伝えたい
自分が大嫌いで仕方なかった私も、ようやく自分を認め好きになってこれました。
私と同じように「自分が嫌いな人」「自分を諦めている人」が一人でも前を向いて、自分らしい人生を歩めたらいいなぁと思います。
かつて諦めた「イラスト」の力で・・・!
それが私の夢です!
ブログ名に込めた想い
最後に、ブログ名「自分を好きになる マイレシピ」に込めた想いをイラストエッセイにしたので掲載します。
悩みはたくさん尽きないかもしれないけれど、それもあなたにしかない大切な一部。
いつの日か、誰かを笑顔にしたり、背中を押したりできます。きっと。
私自身もそう信じて、これからもブログを綴っていこうと思います。
ちなみにペンネームの「月小森(つきこもり)」は「月籠り」から来ています。
お月様は定期的に引きこもって、また輝きはじめます。
光が見えない闇夜も大切な時間なのだと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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