発達障害かもしれないけど、どこの病院へ行けばいいか分からない!
という方のために体験談を全3回にわたって綴っています!
▼第1回「病院の探し方と受診のポイント」
▼第2回「私が受診した病院について」と「WAIS-IV検査の流れや費用、心がまえ」
この記事では、「こうしておけばよかった!初診時の後悔ポイント」についてお伝えしますね。
「こうしておけばよかった!」初診時の後悔ポイント
メンタルクリニックへ行くときは初診が勝負です!!
というのも、初診は30分~40分くらい時間をかけて話を聴いてくれますが、2回目以降は診察時間が5分ほどになってしまうからです・・・。
私の後悔ポイントは3つです。
- 困りごとを印刷していけばよかった
- ストーリーで伝えればよかった
- 小学校の通信簿をもっていけばよかった
順番に説明していきますね。
①困りごとを印刷していけばよかった
問診は一問一答形式で進んでいきました。「友達は何人くらいいましたか?」など。
聞かれてないことは答えられないため、困りごとを十分に伝えきれなかったな・・・というのがあります。
困りごとをスマホのメモにリストアップはしていたのですが、文書にまとめて印刷しておけばよかったです。
実は2つ目のメンタルクリニックに行った2日後、友人がADHD&ASDであることが判明したんですよね(特に発達障害の話題を出した訳ではなかったので、びっくりでした!)。
それで、私も病院を受診したけど診断は下りなかったという話をしました。
すると、
とのことでした。
②ストーリーで伝えればよかった
友人いわく、
いかに困っているかを伝えるために、ストーリーで伝えたらよかったのでは
ということでした。
困りごとをあれこれ列挙しても印象に残らないからですね。
たしかに、と思いました。
私は困りごとをなるべくたくさん伝えようとして、一つひとつが浅くなっていたかもしれません(>_<)
③小学校の通信簿をもっていけばよかった
できれば初診時に、小学校の通信簿は持っていった方が良いですね。
母子手帳や幼稚園の連絡帳などもあれば。
発達障害って生まれつきのものなので、幼少期にどうだったかが重要なのです。
友人は初診時、母親に付いて来てもらったようです。
私は初診の時は小学校の通信簿を持って行っていませんでした(実家にあったので)。
中学校・高校の通信簿は持っていったのですが、「それは要らない」と先生から言われました。
診断が下りるかは先生次第
友人自身は「グレーに近い発達障害」だと言っていました。
カミングアウトがなければ私も全然分かりませんでした。
言われてみればそうかも、というレベル。
とのことです。
最近は発達障害を疑って受診する人が増えていて、先生も忙しい。
「特性が強くない患者に時間を掛けられないのかもね・・・」と友人は話していました(友人は9年くらい前に診断が下りたようです)。
結果に納得できない場合は、セカンドオピニオンを求めるのもアリだと思います。
インターネットで体験談を読んでいると、「3つ目の病院でようやく診断が下りた」という人もいます。
障害者手帳の取得に協力的な先生もいたり、そうでなかったりもあるようです。
これから病院へ行かれる方が相性の良い先生に出会えることを願っています!
まとめ
以上3回にわたって、病院の探し方や受診のポイント、検査の流れなどについて綴ってきました。
私自身はいわゆるグレーゾーンでしたが、病院を受診してよかったなと思います。
WAIS検査も自分を知るのに役立ちますし、「発達障害かも?」ともやもやしているなら、一度受診をおすすめします。