発達障害かもしれないけど、どこの病院へ行けばいいか分からない!
そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私自身は診断は下りませんでしたが、これから受診される方のために体験談を書き残しておこうと思います。
以下の内容を全3回にわたってお届けします。
- 病院の探し方と受診のポイント
- 私が受診した病院について
- WAIS-IV検査の流れや費用、心がまえ
- 「こうしておけばよかった!」初診時の後悔ポイント
この記事では「病院の探し方と受診のポイント」についてお伝えしますね。
発達障害とは??
発達障害は大きく3つのタイプに分けられます。
- ADHD(注意欠如・多動症)
- ASD(自閉スペクトラム症)
- LD(学習障害)
そのうち、ASDはHSP(繊細さん)と似たような特性があることを知りました。
HSPは心理学の概念であって、医学用語ではないんですよね。
私も「HSPじゃなくて実は発達障害なのかも?」と疑いはじめ、病院を探すことにしました。
病院の探し方。当事者に聴くのがおすすめ!
病院の口コミはネット上で見ることもできますが、精神科やメンタルクリニックの口コミは当てにならないと言われています。
とはいえ、あまりにも評価が低すぎると怖いですよね。
そこで、おすすめするのは当事者に聴くことです!!
当事者に聴いてみる
私は発達障害の当事者の自助会に参加し、そこで病院の情報を収集しました。
グレーゾーンでも参加OKの自助会でした。
自己紹介の時に「どこの病院に行けばいいのか分からなくて、教えてもらいたくて参加しました」と伝えました。
すると、主催者の方や参加者の方が、自分自身が通っている病院や「あそこはあんまり良くないみたい」といった口コミを教えてくれました!
精神科は先生との相性もありますので、実際は行ってみないと分からないですが、やはり生の声を聞けると安心しますよね。
情報収集の他の方法
他には、
- 発達障害者支援センター
- 発達障害バー
へ行ってみるのもいいかもしれません。
「発達障害者支援センター」は、医療機関の紹介をしてくれるところもあるようです。
私が住んでいる地域のセンターは「医療機関の紹介はしない」とHPに書いていたので行きませんでしたが・・・。
あと、東京や大阪だと発達障害者が集まるバーもあるみたいです。
そういう場所に行くのもいいかもしれません!
病院探しのポイント
当事者に聴く機会が持てない場合は、下記のポイントで探してみるのもいいかと思います。
- 大人の発達障害に力を入れている病院
- 通院しやすいこと
- 初診の予約のしやすさ
①大人の発達障害に力を入れている病院
病院によっては、診察対象が子供だけの場合もあります。
病院のHPを確認し、大人の発達障害も診てくれるのかチェックしてみてください。
「大人の発達障害外来」を設置している病院もあります。
大人の発達障害についてコラムが書いてあるような病院だとより安心ですね。
先生自身に知見があるという手掛かりになります。
②通院しやすいこと
あまり遠方だと通うのが大変なので、可能なら近場で探す方がいいと思います。
会社に勤めていると平日の昼間は病院に行くのが難しいので、夜間や土曜日も開いている病院だと通いやすいです。
③初診の予約のしやすさ
ここ、盲点だったのですが、精神科って初診の予約が取りづらいんですよね・・・!
人気の病院だと予約受付開始日が決まっていたり!
私が受診した病院も、2週間分の予約枠を受け付けるシステムでした。
受付開始時刻になったらすぐに電話をかけたのですが全然繋がらなくて。
50回かけまくって、ようやく繋がりました(所要時間30分)。
残っていたのは2枠でした。
初診自体を受付休止中の病院もあります。
ネット予約できる病院を探すのも一つの手ですね。
受診は在職中がおすすめ!
受診は在職中が絶対におすすめです。
というのも、お金の面でメリットが大きいからです。
メリット① 失業保険
障害者手帳を取得できれば、失業保険の受給期間が長くなるんです!
例えば、「被保険者期間が1年以上の45歳未満の人」で300日!
通常だと大体の人は90日なので、この差は大きいですよね。
手帳も取得までに数ヵ月はかかりますし、受診するなら早めの方がいいですね。
メリット② 障害年金
また、障害年金を受給する場合は「初診日」が重要になってきます。
厚生年金の加入期間中に「初診日」がないと、不支給になる可能性が高い・・・!
要件などは詳しくないのでここでは書けませんが、こういったYouTube(こねくとチャンネルさんの動画へ飛びます)が参考になります。
まとめ
以上、病院の探し方と受診のポイントでした!
つづきはこちら!
「私が受診した病院」についてと「WAIS-IV検査の流れや費用、心がまえ」について書きました。