まだまだ彼のことが好きなのか分からない。
だけど、彼との関係性の先に生まれるものを信じてみたい。
そんな思いを抱えながら迎えたデート。
そこで私は、今までにない感覚を覚えたのでした・・・。
自己肯定感低い&人間不信で、すっかり拗らせてしまった女・りんご。
恋人いない歴9年、いつのまにやらアラフォーに・・・。
今年は人生で一番結婚運が良いと知り、ようやく重い腰を上げることに。
自分を好きになれば、素敵な結婚ができるのか?
そんな人体実験の様子をブログに記録していきます。
前回の婚活日記はこちら!

付き合って2回目のデート
付き合って最初のデートは、私の街に来てもらいました。
なので、今度は彼の住む街へ。
私の街から電車で1時間の距離です。
初めて降り立つその土地は、ゆったりと時間が流れていました。
カフェでお昼ご飯を食べてから、彼の通っていた中学校を案内してもらったり。
公園を散歩したりしました。
この日は、あえて私からは結婚観や恋愛の話題は振りませんでした。
恋愛抜きで、彼と時間を過ごしたかったから。
今までは「何かしら収穫を得よう!」と、結婚観について質問をしてたんですよね。
それをやめてみました。
すると、友人と過ごすような感覚でいられて。
たわいない会話もすごく楽しかったのです・・・!
思えば、付き合って最初のデートは、まだよそよそしさがありました(私が)。
みたいな・・・。
ドキドキはあったけど、それは緊張のドキドキだった。
でも、2回目デートでだいぶ空気がなじんできたのを感じていました。
はじめての気持ち
その後、別の場所に移動するためにバスに乗車しました。
座席に並んで座り、バスが少し進んだとき。
彼がそっと手をつないできたのです・・・!



前に「人前で手をつなぐのは恥ずかしい」と伝えてたので、ちゃんと聴いてきてくれました。
他の人から見えないし、いいかなって思いました。
伝わってくる手のぬくもり。手の感触。
すごくドキドキしました・・・。
ドキドキするのは、男の人とだからだよ~
これは錯覚なんだよ~
と思ったりもする一方で・・・
ドキドキの奥の方に安心感のようなものも感じて。
男の人と手をつなぐのは初めてじゃないのに、初めての気持ち。
10分くらいの乗車のあいだ、ずっと手をつないでいた私たち。
それは、なんだかすごくあったかくて、大切にしたい時間だったのです。
私がほしかったもの
私が求めていた「好き」って、こういうものなのかもしれない・・・
今までは、「ときめき」とか「キュン」とか、そういうのが恋愛の「好き」だと思っていました。
友人関係になくて恋人関係にあるものといったら、「ときめき」くらいしかない。
だから「ときめき」が必要、って。
それに、「ときめき」が扉を開ける鍵だとも思っていたんです。
それは、恋人同士なら遅かれ早かれ開けることになる扉・・・。
最近の私は、どのタイミングで扉を開けるべきなのか悩んでいました。
おうちデートとか旅行もしたいと思うけど、それってきっと扉を開けることになる・・・。
開けたくないわけじゃないんです。
でも、まだ開ける勇気はない。
いま開けてしまったら、もうこの先「心」でつながれない気がするから。。
それは、陽だまりのような
過去の恋愛では、扉を開けるのが早かったなって思う。
別れた後、
「どうしてこの人が好きだったんだろう?」
と虚しさだけが残ってしまった。
ふたりをつないでたのは、心じゃなかった。
ああ、だから「ときめき」って信用ならない。
でも、「ときめき」がないと扉を開けることができない・・・。
結婚するなら、いつか扉を開けないといけないのに。
だけど、彼と手をつないだとき、思ったのです。
扉を開ける鍵は、ときめきでもなく、ドキドキでもなく。
それはきっと、じんわりあったかい。
陽だまりのような安心感なんだろうな、って。
このぽかぽかした気持ち。
まだ陽だまりになるには足りないけれど。
もうちょっと大きくなるまで、心にためていきたいなって思います。